さてさて、街なかのパブばかりを巡っていても腹が出るだけなので、メトロに乗ってタイン川の河口に行ってまいりました。
ここはタイン川が北海に流れる河口、岬には廃墟となった教会が残っています。
ピンと来ない人も多くいらっしゃると思うので、地図を載せました。少し内陸部にあるニューカッスルから電車で約30分のTynemouthです。
この日は河口の北側、North Shieldsというところに行ったのです。「北の盾」、すなわち海からやってくる外敵から国を守る防波堤の役割をしていた場所なのです。
こんな大砲が国を守っていたわけだ …-y(  ̄д ̄).。o○
岬には何やら偉い軍人の像が立っていました。外敵との戦争で活躍したとか?詩人には興味があっても軍人は嫌いな私ですので、その横を通り過ぎて港町のほうまで川沿いに歩いてゆきました。おお、するとさすがに海に面した街、伝統的なフィッシュ・アンド・チップスの店があるではないでーすか(^益^)b
でかいデショ・・・(^益^;
店のなかに入ってみると、じじ&ばばだけ!80歳を過ぎないと入ってはいけない、などとは書いてなかったが、満員+外に並んでいる人々は、こりゃナントすべて老人!この年寄りにゃあいかがなものか、と思えるようなでっかい揚げ物を、ぜーんぶじっちゃん、ばっちゃんだけw(゜゜)w みんな精力的に食ってましたよ~。
斜め向かいに座ったジイサンには少し驚いた。F&Cにはヴィネガー(酢)と塩をかけるもの。私は好みでヴィネガーをたっぷりに塩を少々なのだが、その90ぐらいはいってそうなじいさん、塩をダ~~~~~っとかける。それもパッパッでわない。振らないのだ。逆さまにしてそのままプレートの上空を横移動させるのみ。砂時計の穴が10コくらい空いているのを想像してみよう。ザーーーーっと下に降り積もってゆくのだ。それをプレートまんべんなく。それを見ていた私の顔を想像してみてくれ。目はテン、口はあんぐりだ。塩の入った小瓶は、こいつひとりで半分以上がなくなったと思われる。
私の学問の師匠は、日に100本ぐらい煙草を吸っており、その吸い方も深~く肺に留めて味わっているのですが、もう80になります。60年以上そうやって生きてきているのです(゜゜) ここで見たジイサンは、きっと毎日100グラムぐらい塩を摂取して90になったのでせう。人間というのは、強弱格差は大変なものなのですねェ^^;
港町は風情があっていい。しかしこの画像、8月ですぜ。冬の海に見えるよねェ。