ローマ・カトリックの総本山、サン=ピエトロ寺院は、ローマの真ん中にあるバチカン市国にあります。この寺院ひとつがれっきとした独立国家という、世界最小の国です。もちろん入るのにパスポートも提示しないし、関税もなければ鉄条網も、油田開発の境界線もありません。出ようと思えば出られるのでしょうが、W杯予選にも出てきませんねェ。修道女も沢山いるから、男女両チーム出られるゾ(^益^)b
ドームの上に登りますと、ローマ市街全体が見渡せる、すばらしい眺めです。
どうぞ画像をクリックして見て下さい~(^益^)b
大聖堂の内部の礼拝堂に置かれているミケランジェロの「ピエタ」。キリストが磔から降ろされた瞬間を表現したものです。こういった芸術品には興味のなかったわが妹も、さすがにこれを見て感動。
ねえ、ミケランジェロってさぁ・・・(感動のあまり言葉がつまって)
うん、なんだ?
うまいね^^
・・・・・
「ラファエロの間」に描かれている「アテネの学堂」。壁画なので、行かなければ見られません。
中央左のハゲチャピンは古代ギリシャの哲人プラトン、右のヒゲ野郎がアリストテレスです。モデルにはこの絵が描かれた当時である中世ルネサンスの巨匠、レオナルド・ダ・ビンチと、ミケランジェロを使ったそうです。オールスター・キャストなんですよォ~^^
ところでよおく見て下さい。一番右、柱の影からこちらを向いている、黒い帽子をかぶった若者がいますね。顔だけ出てます。それがこの絵を描いたラファエロなんです。その横にいる白い服を着たのが友人だとか。やることがニクイね(^益^;
ところで、このバチカン宮殿はものすごく広いので、見学も有名なものだけをピンポイントで回る1時間半コース、少しゆっくり3時間コース、じっくり見て回る4~5時間コースといった分類がされています。宮殿なので、内部はまさに迷路。登る下るテラスに出る、曲がる折り返す戻る!
じつはこのラファエロの間がなかなか見つからなかった。複雑な地図によれば近いはずなのに、なかなかたどりつけないw 係員に聞いてみたら、やはり行き過ぎていた。すぐそこなので、戻ろうとしたら押しとどめられてしまった。そこの通路は狭いので、一方通行だとか。
おいおい、すぐそこでしょうに・・・ ほんとに戻れないのかい?!
(にっこりと) 大丈夫です。もう一度入り口のほうに行って、そこからこうこう、こう行って、こう行けば^^;
もういっかい大きくひと回りかい! ヽ(`益´)ノ
じつに、ずかずか歩いて20分以上かかったんよ…
やっとたどりついてみると、たしかに通過した記憶のある一角ですた… _| ̄|〇 あうう