さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

ミラベル宮殿でのコンサート

2013年11月20日 | オーストリア・チェコ



この日は快晴で散歩日和。ミラベル宮殿を見たあと、旧市街のほうに歩いて
博物館にぶらりと入ったりしました。



あの城塞のコンサートもよかったですが、今夜はミラベル宮殿でのコンサート。
こちらモーツァルトのプログラムですが、ピアノとヴァイオリンのソリストの名前が
ドンと出ていたので、レベルは高そう^^



昼はシュティーグル・ケラーという大きなビアホールに行きました^^



内部はすごく広いです。



豚肉とじゃがいもがフライパンに乗った料理を注文しました。なかなか旨かった
ですが、平らげるのに精いっぱい^^; 出てきた瞬間にその量を見て、「こりゃあ
休んだら止まるな…」でした。。。



ウププ…、と口から出そうなほど食べたというのに、ビールはおかわりできるのが
不思議w( ゜ д ゜ )w 2杯目はすっかりお気に入りになった「無濾過」を注文♪



腹が一杯&ほろ酔い気分で大聖堂に。アルコホルを入れて行っちゃあいけんかな?



でかいなー。



厳粛な気持ちになるなー。出たら一瞬で世俗に戻るけどw



コンサートは夜の8時から。歩いて10分かからないので、ホテルで昼寝のあと夕食。
まだあのフライパン料理が胃の中に残っているので、スーパーで買ったシャン
パーニュと生ハム、それと中国で試して美味しかった、おにぎりをつぶしたような
形の桃で済ませました。この形の桃、日本で見たことありませんが…。



さて、朝に入り口から覗いただけの「大理石の間」に入ってコンサートです。
超豪華絢爛な一室です。愛人を住まわせるために大司教が造らせたって…w

部屋の形がほぼ正立方体。そして大理石造りなせいか、特に音響が素晴らしかった
です。これだけ良い音になると、風呂屋効果でどんな演奏も良く聞こえるかしら?
いやいや、「どんな演奏」なんて言っては失礼。素晴らしいヴァイオリン奏者でしたよ。


 ところで、このミラベル宮殿の大理石の間に入るとき、娘連れの初老のおばさまが
ドイツ人をつかまえて場所を聞いていました。まるっきり通じないので、途方に
暮れて私を見つけ、こちらに「大理石の間はどちらかしらっ?!」と日本語で聞いて
きました。

 コンサートですよね?ここの2階ですよ。こちらです♪ 私も行きますから^^

 ああ!1階だと思ってたわっ! よかったっ! 日本語通じてっ!
(どうやら"1st floor"だと言われたのね^^ それは2階のことなんですぅ)

・・・え? そのまま行っちゃったwww

   
           ・・・ ひと言なんかお忘れでは…?


 それからもうひとつ。休憩時間のこと。
日本人中年夫婦が、コンサートのプログラムについて話していました。
ロビーにあった月間のプログラム表を見て、旦那さんは間違ったところを
指さしていました。

 これでいいんだよ。これ、いまやったやつだろ。

 違うんじゃないかしら? え~、これかしら~?

そこで奥様は突然横にいた私に向かって「これでいいのかしら?」と尋ねてきたw

 いえいえ、日付がこちらにありますよ。いまやったのがヴァイオリン・ソナタ。
次にやるのがカルテットですよ♪

 うんうん^^ …と頷く。

・・・あれっ?二人とも行っちゃったwww

     
                     なんでだ?

   

人に聞いて答えてもらったら、「どもね♪」のひと言ぐらいあっていいだろ。。。

ちょっとのアイコンタクトだけでもいいのにwww