さてさてザルツブルクの街はほぼ見て回ったし、朝はいつものカフェ・クラシックで
「モーツァルト・トルテ」を食べながらどこへ行こうかと考える。
ここからバスで一時間ほどのところに、美しさで特に人気の湖、ヴォルフガング湖
がある。湖に面したザングト・ギルゲンという街にはロープウェイがあって、1522mの
山に登ると、そこからの景色は素晴らしい眺めだとか。
というわけで、駅へ歩いて行きバスを待つことに^^
そこで座っていたら、またもや日本人、今度は学生風の青年とその母親がやって
きた。か~ちゃんと一緒にガイコツ旅行なんて、エライ孝行息子じゃないかー。
私が行こうとしているザンクト・ギルゲンの先にある、バードイシュルという街に
行くらすい。同じバスだ。しかし二人であーだこーだ言いながら、息子は違うバスを
指さして「これだよ!」などと言っている。
か~ちゃんは心配で、「大丈夫?聞いてみたほうがいいんじゃない?」と不安な
様子。息子は人に尋ねる気はないらしひ。そこでか~ちゃんは座っている俺を見て
すみません!バードイシュルに行くにはこのバスでいいのかしら?
(日本人かどうかも確かめず、いきなり本題に単刀直入だ^^)
いえいえ。それは○×番のバスですよ。私もこれから乗ります。まもなく来ますよ^^
あ~日本人でよかったっ♪ あなたもバードイシュルに?
いえ、私は手前のザングト・ギルゲンで降ります。(…とここでバスが到着)
このバスですよ^^
・・・あれっ?
そのまま乗っちゃうしw
昨夜もそうだったが、母親がズンズン聞いてくる。娘、亭主、息子は知らんぷり。
答えが得られたら、そのままみんな行っちゃうwww w(゜゜)w
日本人は礼節を重んじるんだぞ…
「ども♪」ぐらい言おうぢゃないかw
しきゃも、その二人は俺より先に(!)バスに乗ろうとしやがった。まーえーわw
というわけで、バスはザルツブルクを出てまもなく山間を進み、ヴォルフガング湖の
ほとり、ザングト・ギルゲンの街に到着しました。バス停からすぐにロープウェイが
見えました。雨が降りそうな雲が出てきたので、早速上に登ることに。
切符売り場はガラガラでした。バスを降りて真っ直ぐここに来たのは、こちらの
なかなかきれいなお嬢さんと私だけ^^; 係りのおっさんは若いお嬢ちゃんひとりと
見て、「ひとりで乗るのが怖かったら、うしろのやつと一緒に乗ってもらうかい?」と
聞きました。お嬢さんは即答で「けっこうですわ」と答えておりました…。
オィ~~w そりゃおれわ… おれわ・・・ _| ̄|〇
ひとりでいいんだもん!「さきち・のひとり旅」が、「さきち・愛の出会い」とかに
なっちまうだろが。なったほうがいいの、か…?
さて、湖が素晴らしくきれいに見えましたよ。最初は…w
下からは、こちらの山小屋が見えていました。ここが一番上の展望台かとwww
スカス!ロープウェイはこれをあっさり越えて、まだまだずっと上まで続いている!
オイオイ、雲の中に入っちまうぢゃねーかよw 雨も降り出したwww
どっ、どこまで行くんだ?さっきの山小屋はまだ半分行ってなかったのかっ?
天国まで行ったらマズイよ。耶蘇教の天国はいけましぇ~ん!
やっと着いた…w なんだこりゃ。。。 視界10m??? w(゜゜)w