プラハの中心と言えば、あちらに見えているプラハ城?
いやいや、そのお城と旧市街を結ぶ、ヴルタヴァ川にかかる最古の橋、カレル橋
かもしれません。
朝早くから深夜まで、歩く人々が絶えることはありません。
ご覧のように、この橋には30の聖人像が並んでいます。
なかでも一番人が集まるのは、こちら聖ヤン・ネポムツキー。14世紀の司祭です。
台座で金色に光っているところをちょっとアップにしてみましょう。
橋の上から逆さまに落とされているのが見えますよね。
カトリックは「告解」という、司祭に自分の罪を語って懺悔する習慣があります。そこで
王妃がこのネポムツキーに自らの罪を告白したわけですが、王様がその内容を
教えろとせまったのです。浮気?それとも王に対する反感?なんでしょ(^益^;
ネポムツキーはその内容を王様に話すことを拒みました。職務上知りえたことです
から、当然「守秘義務」ですよねェ~。怒った王様は彼を拷問にかけて殺し、その
遺体をカレル橋から投げ捨てたのです。ひどいっ!
その後ネポムツキーはボヘミアの守護聖人となり、このレリーフをなでると幸せに
なるという言い伝えが広がったのです。だからひっきりなしになでられてテカテカ
しているというわけ^^ 私もなでました。しあわせ間違いなしッス(^益^)b
スメタナの「モルダウ」が聞こえてくるような?こないような…w
のんびり釣りをしているおっさんがいました。中国の桂林を思い出します。
この人も、きっとネポムツキーをなでてしあわせなんだよw(^^)w