立待岬は路面電車の終点。なのでこんなふうに電車を迎えます。
さすがに塩ラーメンが続いたので、「小いけ」という古いカレー屋さんに入る。
古典的正統派の懐かしいカレーってとこか。子供の頃は、こういうカレーばかりだった
ような気がする。「ライスカレー」という言い方もしていたですね。「日本のカレー」です。
大人になると、あちこちにホントのインド人が食べているようなカレーを出す店が
出始めました。そんときゃこれがほんまもんかい!と目が覚めるような気がしました。
サラッとしていて、茶色くなかったりして、独特のスパイスの香りがして。
考えてみれば、ラーメンもスパゲティもトンカツも、元は海外から入ってきて、それを
日本風にアレンジしたものが昭和の時代に大流行して、すっかり「日本のもの」に
なったんですよね。そして外国にしばらくいると、それらがとっても食べたくなるんです^^
さて腹ごなしに散歩を続けると、この2~3日の晴天で気温が上がり、雪がどんどん
溶けておりました。10日前に来たときには、まだ一面の雪景色だったのに、突然
春がやってきたのです。歩きやすい。暖かい(^益^)b
しばらく滞在したベイエリアも、ホレ、この通り!暖かい春の訪れは陽気な気分に
なるもの?それもありますが、同時に季節の移り変わりに感じるせつなさもあります
ね~。そうだ、この翌日には東京に帰るのです。ちょっと寂しいんです^^;
ああ、終わりなんだなって気分。。。
路面電車を途中下車し、「函館自由市場」にやってきました。昨夜お話ししたバーテン
ダーのお嬢さんが、観光客向けの「朝市」よりもきっといいよ、と教えてくれたのです。
たしかに地元の人たちが買い物に使うところのほうが安いかな?
鮭まるごと一匹、たしかに安いけれど、さばくのと食べきるのが大変そう^^
結局買ったのは自宅で「昆布〆」を作ってやろうと思って高級昆布(いいのは高いよ)、
好きな鮭のハラス(大ぶりのがパック詰めに^^)、がごめ昆布(ネトネトしてて、香りが
強い。函館名産だしね)、「とろろ昆布」(味噌汁にぶっかけると香り豊か)、
鮭の皮を揚げた酒のつまみ(ポテトチップみたいだぞ)、イカの松前漬(何せ松前藩
ですからねェ)など。全部クール宅急便で、翌日(帰った日)に到着しました(^益^)b