伊那に戻ってきました。むっちり度が完璧の女性がお出迎え♪
サービスショット(^益^)b
ホテルは「駅に近くて安い」で予約したのだが、なにやら閉店になっているではないか?!
開かない自動ドアから中をのぞいてみると、ガランとした洋品店跡。まさか???
裏に回ると、こちらもなんだか廃墟になったあとみたいな?
自動ドアは開いた。むぅ。。。 しかしホテルは上のようだ。旧式のエレベーターで上へ。
やってるやってる。すみませ~~ん!と声をかけると、中から人が出てきました^^;
フロントのフロアから客室に向かうと、どこもドアが解放されていました。予約の入って
いる俺の部屋は閉まっていました。使っていないと空気がこもるからかしら。部屋は昭和の
香りが漂っていました。
さて夜の一軒目は「きりん」へ。前回は最初から最後まで俺一人でしたが、今回は驚いた
ことにほぼ満席で、狭いところに入れてもらいました。向かい合って熱心に話していた二人の
間に入るので一瞬躊躇しましたが、「いいんだよ!ここに来たらみんな友達!」と典型的な
地元密着型の店です。
ここは燗酒を注文すると、専用のサーバーからタパタパと出てくるコップ酒。
今回は奥にも電気がついていました^^; 前は半分暗い店だったんですぅ。
最初は満席でしたが、カウンターの客はちらほらと入れ替わる。そのうち店のおっちゃんは
「このメガネ誰のだ?」と置かれたメガネを取り上げる。誰もわからない。誰かが忘れた
のでしょう。まもなく誰かの勘定になったとき、おっちゃんは自然にそのメガネをかけて
計算する。人のなのに使えるの?もしかして最初っから自分のだったってことはないよね?
こちらの地方の名物「山賊焼き」を注文。店主のおっちゃんは焼いているときにあっちへ
いったりこっちで話したりと焼き場で専念していないので大丈夫か?と思ったら案の定。
苦笑いで出してきましたが、カウンター隣のおっちゃんは「これは皮が旨いんだけどなあー」
と容赦ないダメ出し^^;
あとから右隣りにきたじーさんが面白かった。まだ飲む前からかなりへべれけになったような
話し方。ニコニコして上機嫌だが、自分のペースでレロレロと話し続ける。ホルモン焼が
出てきたときには、嬉しそうに食べて「う~~ん、これはまずい!」とうなる。
その笑顔がとても満足そうだったので、「うまい、じゃないですか?」と聞くと、「そうそう、
うまい!」とニッコリ。まじすか^^;
ほぼ全員高齢者なので、「物忘れがひどい」という話題で盛り上がる。するとこのナイスな
じいさん、「仕事で片付けようとしているときに電話がかかってきちゃうんだよ。そして出ると
全部忘れちゃう!やろうと思っているときに電話来るからぁ~」と何気に嬉しそう。よくこう
いう人を雇えるな^^;
この人こんな調子でほぼ意味不明に話し続けるのだが、人の話は聞かないようなので、やりとりが
難しい。反対側のじいちゃんがとっておきの話をし始めたのに、脈絡なく違う応対をするので
しまいにゃ「聞いてねえな!」と機嫌が悪くなって帰ってしまいましたw
まもなく面白いじいちゃんも帰っていきました。そのあとの客が下に落ちていた帽子を拾って
誰のだ?と聞くと、マスターが「ああ、さっきの変な奴だ。あいつ何を言ってるんだか、わから
ねェんだよ。前なんかあんまりひどいから帰れって言ったんだ!」と苦い顔。ここも出禁に
なっちゃったら行くとこなくなっちゃうから、そんなこと言っちゃダメですよ~。
「枝豆二百円」とボードに書いてありました。安い。しばらくあとで、「あっ、三百円なのに
消えてる!ちょっと一本足しといて!」とマスター。「注文して食ったあとで一本足すのは
ずるいよぉ~」と笑う。「量が多いからいいでしょ♪」と笑ってごまかす。
「こうなりゃ途中でどんどん線を足していきゃあいいんだ!」と言うと、隣のおっちゃんが
「三までしかできないだろ。四はねーから」と言うので、「五までもっていけますよー」と
切り返す。政治家の領収書なんてそんなもんじゃ?その上に一本足しゃあ一桁上げること
だって出来るってもの。ちなみにこの店はすごく安いので、100円増えるだのなんだのは
全く問題にならない良心的な店なのです。
酔っ払いのくだらない戯言は延々と続くのであった。。。