さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

2日目は籠太に

2021年03月31日 | 東北シリーズ


2日目は籠太に。昨夜の盃爛処とは全く違う上品な雰囲気の店です。
(別に昨夜が下品とかいう意味ではありません。庶民的ってかな^^)


人気店というよりは、もう会津若松の看板というか大御所というか、重鎮というか。
そういえば、ここも「役所前」だな。ここのマスターには、あちこち弟子、孫弟子が
いるそうです。

さて、18時頃に入ったら、他に客はいませんでした。コロナになってからこういう感じ
だそうです。盃爛処と違って、こちらは会社の人や役所の人が使うからか?


というわけで、横に立っていた従業員のおばさん、マスターとしっぽり話をする。
「お客さん、初めて?」とか聞くし。何せいつもほぼ満員で、マスターはずっと
仕事をしっぱなしだから、客とゆっくり話すなんてことはほとんどないだろうからねえ。

一杯目は飛露喜で、ニシンの山椒漬に豆腐の味噌漬け。極上の酒に、合わせるつまみも
ぴったりだ。至福のひととき。


二杯目は「籠太」。店の名を取っていますが、末廣さんです。素晴らしい香りなので、
ワイングラスで頂くのです。ここの〆鯖が美味いのは知っている。しかし「桜マス」
というのが短冊にあり、それを食べてみようかとしたところに「〆鯖はどうですか」と
先手を取られたので、それになった^^;

「ここは山だっていうのに、鯖が美味いっつ~のはなぁ」というと、「手間をかける
からですよ」と教えてくれた。一日かけて、水分を30%抜くから、こういうしっとり感が
出るそうだ。今宵は俺の料理を作るだけなので、マスターと初めてこんな話ができました。


次はお燗を頼んだら、泉川を選んでくれました。撮影を忘れましたが、名物の「こづゆ」を
注文。これは野菜の煮物ですが、貝柱のいい出汁が出ているんだよ^^


宮泉さんは、お城から出たところにある酒蔵だ。「あそこはね・・・」と興味深い
話をしてもらったことだけは覚えているのだが、内容は忘れました~^^;
こうやって酒ビンは撮っておけば飲んだものは思い出せるけど、酔っ払ってグダグダ
話をした内容はだいたい忘れますからねw

「あんた、酒の飲み方知ってるね」とお褒めの言葉を頂く。籠太のマスターに言われれば
表彰状みたいなもんだよなあー。よく酒に飲まれたりしてますけどね^^;