さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

余市ワイナリー

2014年10月10日 | 北海道シリーズ



旧福原漁場から、バスはないし歩ける距離でもないのですが、偶然タクシーが
目の前を通ったので乗り込み、あっという間に余市ワイナリーに到着できました。



ここは20年以上も前に一度やってきました。観光バスで来たせいか、すっかり
記憶にない。きっと建物も変わり、全く変わった雰囲気なのではないでしょうか。



こんなオサレなレストランがあるんですからねー。しかし公共交通機関はないし、
みなさん車で来るのでしょうから、ワイナリーなのに運転手は飲めないんでしょ?

左の赤は「ツヴァイゲルトレーベ樽熟」、右の白は「ケルナーシュールリー」。
小樽バインで覚えたドイツ系の葡萄種。迷わず一番イイやつを注文(^益^)b



なんかスパゲティだとピザだの、イタリア系の料理でした。ドイツ系の葡萄なんだから、
ドイツ料理ってことはないのかー。

食事のあとには、土産品売り場に行く。飲んで旨かったのを送ってもらうかぁ。

ワイナリーだからテイスティングをさせてくれるわけですが、気になるお値段の高い
やつは出しておらんで、手頃なやつを勧めてくるもんで「一番高いやつを3本くれ!」
と殿様お買い物。



というわけで、左は飲んでなかった「アルモノワール」。ノワールというくらいだから、
たしかに黒味がかった濃い色合い。カベルネソーヴィニヨンとツヴァイゲルトレーベを
交配した品種だそうで。するとだいぶコクがあるのかな?

説明によれば、フルーティーでタンニックということですが、ちょっと酸味が出過ぎてて
深味に欠ける感じ?

それよりも、ケルナーシュールリーは香り豊かで、ツヴァイゲルトレーベ樽熟は日本
ワインとは思えないほどの重厚感とまろやかなコク。フランスやイタリアワインには
ない新鮮な芳香があります。今回の旅の一番の収穫ですねー^^



というわけで、ほんのり酔っ払って帰り道を歩き出す。駅まで遠いので歩いている
やつはいない。



途中で線路に出る。最寄りの駅は余市だ。



ここで靴が変だな、と気がつく。長年履いていたスニーカーの底がベロンとはがれた。
ねー、いまは困るよー!たしかにオンボロ靴を履いてくるのが悪いんだけど、
よりによって田舎道を延々と歩かなきゃいけないときにこうなるかなー!

「一番いいワイン3本ね!」と豪気な買い物をした私ですが、靴などはこんなふうに
なるまでいつも同じ靴。服は一度買うと擦り切れるまで10年20年と着るし、おそらく
カナ~リ一般の方々と使い道が違うのではないか、と最近感じておりますw



ペラン、パタン、ペラン、パタン♪と情けない音をたてながら歩いていると、葡萄畑が
ありました。これがワインになるんだねー。



このとき携帯電話が鳴りました。私の携帯は月に一度鳴るか鳴らないか。ちなみに
ガラケーで月に2000円使いません。これだけでも毎月ちょっといいワインが飲める
でしょ?

さてかけてきたやつはいきなり「さきち・さん、今度飲みましょうよォ」ときたもんだ。
「余市ワイナリー、と地図で検索してみろよ。いまそこから駅まで歩いているんだよ」と
返事をしてやりました。すると彼はしばらく意味がわからないのでした^^;



しばらくすると街道に出ました。バス停があったので見てみると、13時24分のやつは
行ってしまったので、次は17時24分の最終ですね。。。 歩くしかないよ^^;

ペラン、パタン、ペラン、パタン・・・♪



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