志津川を歩いています。あちらに見えるは震災遺構の南三陸旧防災対策庁舎。
以前はまわりの堤防はなくて、街中の平地に建っていたのです。津波が来るとき、
あそこから職員さんたちが必死に「津波が来るので避難して下さい」と放送して
いたのです。
まさかこれが全部津波をかぶるとは思わずに、直前まで残って放送を続けました。
20代の結婚式を前にした女性が犠牲になりました(´;ω;`) 最後にみなさん屋上に
登ったが、そこまで津波が来てしまい、最後は数人がアンテナによじ登った。
これが震災直後の様子。
これが津波が来たときの屋上から写した画像。これ、志津川の町の様子ですよ!
アンテナによじ登った数人だけが助かりました。濡れて寒くて、救助が来るまで
凍えてお互いを励まし合いながら死ぬ思いで頑張ったのでした。
その先にある高野会館。こちらは結婚式場でした。
遺構として残されたのです。
この建物、屋上まで水がきたのです。
当日は結婚式が行われており、みんなで屋上に上がりました。そこまで津波が来たので
ぎりぎり助かったわけです。ちなみに指示に従わずに外に逃げた人は助からなかった
そうです。。。
町の中にあったのですが、いまはぽつん。
むかしの町の様子。矢印のところが高野会館です。
それがこうなったんです。だってあの一番奥にある建物の屋上まで津波が来たのです
から。そりゃあ山にでも逃げないと助からないよなあ。。
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