さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

最後は苫小牧で「シサム」を観る

2024年10月23日 | 北海道シリーズ


朝になり、鵡川駅前にやってきました。駅舎は改装中です。


前回はここから列車で苫小牧に行きました。今回は苫小牧の駅から少し離れた
イオンに行くので、そこを通るバスに乗るのです。


御覧の通り、ここから先は廃線になってしまいました。


土曜日だったので、何やら小学生のグループが乗り込みます。リーダーの大人が
子供たちに「電車乗ったことない人~?」とか聞いています。どうやら「電車体験」
の企画だそうです。いま、東京都心の私の部屋は線路に面しています。数分おきに
あっちからこっちから電車が行き交います。窓を開けているとテレビの音も聞こえ
なくなります。なので旅に出ると、静かだな~~~~としみじみ感じたりしますぜ。


笑ったのがコレ。列車がホームに入ってくると、「列車が来ます。渡らないで下さい」
と自動アナウンスが入りました。すると何人かのこっちにいた乗客はここで待って
いました。でもね、ここより先には絶対行きませんよ。廃線になってるんだから。
列車は向こうのホームで止まって、そこで折り返していきます。なんのためにこの
アナウンスを流し続けているんだ??? 素直に待っていた人たちは「なんだよ」と
言いつつ渡っていきました。(^益^)w


秋晴れの北海道の空はとても気持ちがいいですよー。全体をお見せできなくて残念。


苫小牧、駅からバスで15分ほどのイオンにやってきました。小樽のショッピング
モールもひとつの町ぐらいに大きかったが、ここもデカいぞー。


封切りになったばかりの「シサム」を観る。時は江戸末期。松前藩がアイヌを
虐待していた頃で、主人公の青年は蝦夷に実家の交易を手伝いに行きますが、
そこで死にそうな目にあって、アイヌに助けられます。平穏に暮らす人々のなかで
彼は次第にアイヌと親しくなりますが、アイヌ征伐にやってきた和人との間で
はさまれる立場に追い込まれるのでした。


「ゴールデンカムイ」よりは内容が見ごたえあったなあ。暴力で滅ぼされる民族を
どうにも救うことができない主人公の涙が印象的でした。


それにしても地方都市のショッピングモールの規模には驚かされます。だいぶ遠く
からもみなさん車で来るようです。これが出来ると古くからある町の商店街が
ぜ~んぶ廃れてしまうのです。人はみんなこっちに集まるからなあ。老舗のデパートも
同じことをしてきたわけですが、それも全国で次々に閉店していますね。私はその
閉店するあちこちのデパートを見てきた最後の世代になるわけだ。


小樽の「なると屋」がありました。なんか別のショッピングモールで食べたときと
内装まで全部同じだぞ? いつどこだったか、店は違うのに完全デジャブーw


フライトは一番安いやつを選んだので18時。空港で2時間余り待つことになったので、
ゴールドカードを使ってラウンジへ。むか~しビジネスクラスで英国に行くときに
使ったラウンジはアルコールも含めて飲み物食べ物が充実していて広い空間にゆったり
ソファー、とっても贅沢な印象でしたが、ここは混んでいるドトールコーヒーより
ひどい。ほぼ満席できつきつ、紙コップのコーヒーのみ。それでもいちおう席を
取れたからまだ幸いだったか。


ラップトップのPCを出して新聞でも読もうかと思ったが、何やらブラウザの
バージョンが古いらしくてwifiが使えず。スマホで新聞を読む気にはならず、
持っていた本を読んで過ごしました。

新千歳空港の土産屋さんはごった返していて、レジには30人くらい並んでいる列もw
飛行機はぎっしり満席でしたーwww


小樽ではあちこちの酒場で「もってけ♪」と土産を渡された。「これから平取の
ほうを回るので、生ものなんかはダメなんで遠慮しますぅ」と言ったら、「干物なら
大丈夫でしょ♪」といろいろ持たされました。なんか田舎のおばあちゃん家に
帰ったような気がします。ありがとうありがとう m( _ _ )m



コメントを投稿