さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

会津・三陸への旅

2023年02月05日 | 東北シリーズ


会津へ向かうときは東北本線で北上し、郡山で磐越西線に乗り換え。そのときに
寄るのがこの食堂「三松」。なにせメニューの品揃えがすごい。和洋中というか、
定食屋、蕎麦屋、町中華、喫茶店メニューというか実に豊富。そしていい酒も
いろいろあって昼から飲めるというパラダイス。うちの近くにあったら一年中毎日
行ってもいい。いやさ近所に引っ越して来たいくらいだ。


日本酒メニューの誘惑と格闘し、超人的な忍耐力を発揮してビール1杯にしておく。
なにせ会津では福島の酒がズラリと並んだ店をはしごするのだ。さらに一週間、
これから会津若松、石巻、気仙沼といつもの酒場が連日の予定で決まっているの
である。肝臓の400m全力疾走、帰って2日後に健康診断というスケジュールで
大丈夫なのか?


磐梯山は雲で見えない。寒そうwww


山を越えると会津の盆地が開けてくる。来たぞ~、酒~、という感じだ。


なんかギャルがちらりと入ってしまった。。。 白虎隊とのコントラストがシュール。


市役所が建て替えか? こうやってみると大槌の役場の震災後みたいだが。。。


「盃爛処」の開店時間に行くが、客は誰もいないのに「今日は満席です~」と
きたもんだ。月曜なのに、コロナ禍もなんのその、名店は賑わっているのだな。
「では明日を」と予約し、予定をひっくり返して「籠太」に行く。


「お客さんラッキーだね♪」と飛露喜の無濾過生原酒が口開け。東京では高級店に
しか置いてないが、こちらにくれば驚く安さ。東京が高すぎるのか。そういうとこには
滅多に行きはしないが(^益^;


気づけば酒に合うものばかりを選んでいる。飲むために食うってか?カウンターの
向こうにはレアな地酒がずらり。旦那さんは「次はこれはどうかな」と次々に
勧めてくれる。日本酒は季節ものだから、同じ蔵のものでも「いまここ」でしか
飲めないものが常にあるのだ。冬は俺の好きな「薄にごり」が充実。


会津名物の「こづゆ」を頂きながら燗・冷やのエンドレスループに突入。まさに
極楽浄土ではないかー。ここにくると、いつも静かにしみじみと日本酒の旨さを
堪能するのだが、この日は隣に通ぶってぐちぐち話し続けるジイサンがうるさかった
のがちと残念だった。からんでくる客は論外で滅多にいないが、ありありと盛った
むかしの武勇伝、チンケな役職自慢を辺り構わずブッ放してくる奴も迷惑だが、
やけに通ぶって偉そうに話し続ける奴もうざいのであるw


廃墟と化した飲み屋街を通過して行くのはバー・COZY。


ここは大人な雰囲気のオーセンティック・バー。なので酔って行ってはいけません。
・・・といつも思うのだが、なにせ日本酒パラダイスの酒場で狂喜して飲みまくる
ので、酔わずに行くのは無理無理無理。以前は「いつも日本酒をたくさん飲んで
らっしゃるので、さっぱりしたカクテルを・・・」なんて言われたこともあり。
バレているwww


「山桜」は、福島県の笹の川酒造が製造する地ウイスキーブランド。「安積」♪


スモーキーさを楽しめるピーティッドを次に。こちらもウィスキーパラダイスで
天国へのスパイラル(`・ω・´)‼


最後はスコッチを飲んだのね。。。

・・・というのは、見事に全く記憶がないのです。楽しく次々にウィスキーを
飲んでいろいろ酒談議をしていたところまで覚えているのだが、途中からすっかり
覚えていない。山桜を飲み比べていたところの次は「ここはどこ?」というベッド
の上。床には服が散乱。コンビニで買った朝飯がある。買い物もしたのねw

モヤモヤとする。ヲバカな言動をしたのではないか、へべれけになって醜態をさらした
のではないかと心配になる。失うものがあるほど立派なナニがあるわけではないが、
それでも渦巻く不安がねっとりとからみつく感じだ。いい酒を飲んでいるせいか、
二日酔いで頭が痛くなったりはしていない。肉体的にではなく、精神的なダメージねw



コメントを投稿