浅草の寿司屋です。インバウンドであふれかえっていて、寿司の値段も上がって
やがるw 中国人のチェングォが東京に移住してきました。中国は思想統制などで
暮らしが息苦しくなっているので、知識階級や富裕層は国外に移住し始めている
というニュースを見ますが、まあなんと友人のチェングォがそうなるとは。。。
すごい量でしょ^^; 何せお互い家族ぐるみのつきあいですから、あちらに行った
ときも親族やら友人やら総出で歓待してくれたので、こちらに来たときにも我が
一族が集まって歓待となったわけです。
人数が多いので、初めてこの店の2階に上がりました。チェングォとは英国の大学で
知り合ったので、もう20年のつきあいです。お互い支え合ってやってきました~。
そして1ヵ月後、今度は二人で居酒屋に。金町の友人の部屋を間借りしていたので、
金町とくれば磐城壽の「かもし処ひょん」です。この居酒屋のオーナー御夫妻は
福島原発のすぐ近く、富岡や浪江の出身で、浪江の酒蔵・鈴木酒造の御主人と
同級生なんだとか。私は磐城壽のファンなので、それで電車で1時間かけてこの
店に通うようになったのです。
チェングォは日本酒を飲んだ経験がとっても浅いのですが、いろいろ飲んでも、
「これは美味いなあ」と感心していましたよ(^益^)bソウダロウ
「弥右衛門」は喜多方の酒で、これも美味いんだがなかなか置いてある店が
少ないんですぅ~^^;
大好きな浪江やきそばに合わせるのは磐城壽の「甦る」。浪江の鈴木酒造が
津波で全壊したとき、山形の酒造がそっくりそのまま設備を鈴木酒造に譲り、
避難者があちらで磐城壽を復活させたという涙を誘う酒なのです。
英語で説明するのは大変だったけれど、これを飲みながらチェングォにその
歴史を語ってやったのでした。
そして先日一緒に行ったのが池袋の「ガチ中華」。ちなみにチェングォはそういう存在を
知りませんでした。以前に横浜中華街に行ったとき、本国の料理とは「ちょっと違うなあ」
と言っていました。そうです、中華街はだいぶ日本人を相手にしていますからね。しかーし、
近年増えてきたこの「ガチ中華」は本当に本場の味。そもそもメニューが全然違います。
チェングォに選ばせたら、中国人の店員とペラペラ中国語で話して注文していました。
ここは辛い四川料理なのです。左は「よだれ鶏」のナントカ。右は定番の麻婆豆腐。
辛さは中間を選びましたが、やはり辛い~~w
みんなこの色で出てくるゥ~www これは豚肉とナントカ。
羊の串焼き。
「食べたいものを選んでくれ」と言ったので、これは丸ごと一匹「ナマズ」だー!
しかも茶色っぽい豆腐みたいのが「血」だ。。。何の血だかは確かめませんでしたw
右下の黒い皮みたいなのは牛の胃袋。。。イヤ~~ンwww
主に野菜を選んで食べたが、この色でわかる通り辛い ((+_+))
「ナマズって、きれいな湖とかじゃなくて、汚い沼とかにいるよね。。。」と言ったら
「そうだ^^」と笑っていました。
ザリガニ料理もありました。「ザリガニって、なんか淀んだ水たまりみたいなところに
いるよね。。。」と言ったら、「そうだ^^」と笑っていましたw
これは何か串焼きのパンみたいの。やっと辛くない(^益^;
中国で何度もこういうのを食べましたが、久しぶりでした。
チェングォは英語はペラペラですが、日本語の習得にはやや苦労しているようです。
彼は語学のエキスパート。しかし最近はAIがかなりの精度で翻訳をしてくれます。
先日はAIが作ったという英詩を紹介してくれましたが、それは彼の言う通りなかなかの
出来栄え。自分が専門にしている仕事も様変わりしそうだと言います。
私はもはやどこ吹く風^^; いまでも語学の修業は続いていますが、それは単に
好きだから。ビジネスではAIを使って用は果たせるでしょうが、翻訳機を使って
こんなふうに友人と楽しく会話することはできないじゃないですか(^益^;
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