さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

京都の夜は土筆で

2020年03月19日 | 関西シリーズ


さて夜の酒に出動。宿は京都駅の南にあります。混雑した駅を北に抜けて、いつも
混んでいるバスに乗るより、駅の南東にある京阪線の東福寺駅まで歩き、そこから
電車に乗れば数分で祇園四条に到着する。このルートはいいぞ。


駅の北側と違って、こちらはひと通りもまばらな地域だ。


祇園に到着すれば、景色も一変。


先斗町はとっても敷居の高いエリアでしたが、近年は外国人旅行客が激増し、日本人の
若者もたくさん来るようになって、すっかり観光地化して英語の写真メニューなんかを
店先に出しているお手頃そうな飲み屋が増えていました。


俺が来るこの店は、外国人も来ない渋い地元向けの店、「土筆」です。大女将は
元気だろうか、かなりの年配なのでちょっと不安。


いーまーしーたー(^益^)b あいかわらず狭い店の中をあちこち動いていました^^;
ここに来れば、伏見の酒、玉乃光。


琵琶湖の魚。大女将のお友達がふたりほどやってきて、3人で仲良くおしゃべりが
始まりました。どこでも出る話題、コロナ肺炎が流行っているという話が出たとき、
ひとりのおばーちゃんが「そういえば、天皇家の娘さんがコロナにかかったんだってね
と言ったから、若女将が驚いた。

えっ! それって今日の話?

いや、もう4日ぐらい前の話よ。

・・・? もしかして、それインフルエンザじゃないの?

同じようなもんでしょ^^

 ここで話は打ち切られました。女将さんと俺の目が合って、ふたりニッコリ^^;


これはホタルイカの塩漬けだったか。注文したときに、「血圧は大丈夫?」と心配
されました。私の場合はγーGTPですね(^益^;

帰るとき、大女将に「御達者で♪」とご挨拶をしましたが、他に気が向いていたようで
お返事はありませんでした。外に出て少し歩いたら、お友達のおばーさんが出て来て
「あそこにまだいるわよ!」と中の大女将に伝えています。

立ち止まってそちらを見たら、わざわざ出て来てくれました。おそらく出たときに
「あのお客、大女将さんに声をかけていたわよ」と言ってくれたのでしょう。俺は
玄関に戻り、大女将にきっちりご挨拶が出来たのでした。以前はきっぷのいいを
通り越して、毒舌と言ってほどのキャラが立っていた大女将ですが、今回会ったとき
にはなんだかおとなしく丸くなっていたので、ちょっと寂しい気持ちになりました。
いつまでも元気でいてくれないとなあー。そのために京都に来るんだから^^



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