紀伊半島一周の旅を終えたとき、新型コロナ肺炎が和歌山の湯浅で出るわ、奈良で
出るわ、俺がばらまいたんじゃないからね!それにしても湯浅では、町はずれの山の
ほうにある病院で「ひとり出た」というだけで大騒ぎ。湯浅の町に人が行かなくなり、
食堂なんかは客が全然来ないとか。はたよ食堂のおっちゃんも怒っていることだろう。
んで北海道には2月末の時点で40人くらいが出たといい、旅行客が全然行かなくなった
とか。あーのーねー、AKBのみなさんが北海道に散らばっていて、その誰かと偶然に
会っちゃって、さらに濃厚接触したらうつるとなって、それくらいの可能性でコワイか?
人がバタバタ死んでいるというならまだしも、80歳以上の人たちくらいが数人で、それ
なら毎年インフルエンザで亡くなってるぞ?
というわけで、急遽北海道に行くことにした。「こんなときにフラフラ出歩いて不謹慎」
という方もいるでしょう。どうぞ毎日満員電車に乗っている方々に言ってください。
ガラガラになりつつあるという北海道の観光地のほうがずっと安心じゃないですか?
「こっちは仕事なんだ。お前はお遊びだろう!」と言われたり^^; あのー、ホテルも
飲食店もお仕事ですぅ~。ライブハウスやアミューズメントパーク、立ち飲み屋だって
働いている人たちは「自粛の同調圧力」なんてくらったらたまったもんじゃないんですよ。
さて上の画像は羽田空港です。直前にチケットを買ったので高い!ガラガラなら安くしろ!
でも弱みにつけこむんじゃなくて応援なんだからしかたねーかw んで荷物検査で、
「百円ライターが3つあります」と指摘される。持ち込めるのはひとつなのである。
飯能のレジェンドばーさんがやっている「バー・ロック」。あそこのママさんは、初代の
おかあさんの着ていた着物で店に出ているのである。なのでサイズが合ってない^^;
「店を続けられるだけでいいの」とつぶやき、カウンター越しに手を握られた記憶あり。
その思い出の品はあきらめた。
2つ目は「スナック可憐」。これはつい先日の紀伊田辺の店だ。なかなか味わいのある
店で繁盛していた。楽しい思い出だが、もうひとつが「熱海秘宝館」で、これは非売品で
秘宝館のUFOキャッチャーでゲットしなければ手に出来ないレアものなのである。思い出
わけありの品とくれば、これを優先するしかない。
んで少々気落ちしての搭乗となった。飛行機の席は、ウェブ上でそこそこ埋まってたにも
かかわらず、乗ってみると半分以上が空席であった。みなさんキャンセルしたのねw
千歳空港内のラーメン食堂。全道からの有名店が並んでおり、前回はごった返していた。
今回は中国人がほとんどいないのでガラガラ。人気店の弟子屈も、空いているから
「お好きなところに座って、どうぞ横の席に荷物を置いてください」ときたもんだ。
魚介の出汁が美味かったぞ^^
千歳空港から札幌を通過して、小樽に到着。やはり外国人旅行客の姿を全然見ない。
10年前に戻ったわけか。
なんか駅の構内がきれいになってるぞ?パリじゃあるまいし、「サンジェルマン」だって^^
おー雪だー。雪なので濡れないから傘がいりません。しかし頭に積もる。地元の
みなさんはフードをかむっている。そーだ、雪国ではフードが便利なんだよ。
あ~なつかしいアーケード商店街。きれいな喫茶店や甘味屋さんに入ったな。そして
夜に酔っ払って「駅はどっちでしょう?」とやった思い出も甦る。
今回宿泊するのは、こんなオサレなオーセントホテル小樽。前にここを通過したとき、
「こんなところに泊まってみたい( ゚Д゚)」と思ったところです。安くなってたのー!
予想の半額くらい。きっと外国人が来なくなって、さらにコロナで日本人も来なく
なって、ガラガラで安くしたのではないでしょうか。なんか申し訳ありません。でも
応援なんですよー。
やはりさえないビジネスホテルより広くて快適♪ ひとりなのにダブルベッドで枕が
4つ。誰か来てくれてもいいんですよーwww ここには大浴場もあり、そこには
ミストサウナなんてしゃれおつなものもあるんですー。ちなみにいまの季節、私は
花粉症で鼻が詰まっています。「花粉のない北海道に行って、湯気で満たされた部屋に
入りたい!」と思っていました。ズホォ~!と鼻の奥が爽やかに開通するのでは
ないだろうか?!
ミストサウナという名前の通り、湯気で満たされていました。でもなんか温度が低い?
裸で座っていると、うすら寒いくらいだよ。他に人は入ってこない。これじゃねーw
ま、でも広々した湯舟にゆっくり入っていれば、湯気を吸いこんで見事開通!
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