さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

相模線に乗って

2022年01月11日 | 関東甲信越


ここは橋本駅。新宿から京王線で西へ40分あまりの郊外。乗り鉄の友人の提案で、
相模線に乗ろうというわけです。


相模線は、橋本から茅ヶ崎へ南北に走るJR線。まだどこに降りて何を見るのかを
決めていません。乗り鉄っちゃんは、「ここの駅の駅舎が古くていいんですよー」とか
突然降りたりするのです。


合流する前に、まずは昼飯を食べる。橋本駅前は大きな商業ビルが並んでいたりします。
そういうところはあまり好きではない。この日はなんと私が初めてスマホを持って
散歩に出かけました。Googleで地図が出るw 「レストラン」とポチっと押すと、
自分がいる場所の近所にワラワラと店が表示される。便利だなw だからあちこちで
これ見ながら歩いているやつがいるんだね。俺の好きな町中華が、少し歩いた住宅街に
あるではないか。コレ、ぶらぶら歩いてたら見つからないところだよー。
店の前にカブ。いまどき出前もしてるのかー。


こじんまりして、いい感じです。じっちゃんと息子の(?)ふたりでやってます。


町中華定番の「ラーメン半チャーハンセット」。これって、昔は当たり前にあったけれど
近年はホタルとかスプライトとかおもちゃ屋さんとかタマゴアイスみたいに激減している
絶滅危惧種になりつつあるのではないでしょうか。

1000円してはいけないソウルフードであるにもかかわらず、店からすると手間がかかる
わけで、つまり人件費に直結するのです。伝統的な町中華は、家族経営によって成り立って
きました。メインのご夫婦に加えて、じっちゃんばっちゃんや子供たちなど、3世代で
支えられており、家の手伝いは基本的に無償。人件費はかからない。これ2人のアルバイト
なんぞを雇う余裕なんかないわけです。そういう収益率のよくない家業ですから、ただで
さえ少なくなっている子供らは継がないことが多く、ファミレスなんかに押されているし、
そりゃあ数は減るだろう。だから俺はわざわざ橋本まで来て、検索して来たんだよ!
頑張って( ゚д゚)クレ、町中華。旨かったぞー。


というわけで腹も満たされて友人と合流、相模線に乗ります。20分に1本。目の前で
行っちまったので、たっぷり20分待つw


しばらく乗って、ここは寒川駅。いまはない「西寒川駅」の跡地があるというので
歩いて見に行きました。そういう情報が入っていたので、駅を見るとホレ、左に
線路があった跡地じゃないか?


モダンな駅舎です。この10年くらいの間に、木造の駅舎がどんどん建て替えられた
そうです。残せばいいのになあ。新宿とか渋谷はしょうがねえよ。でも原宿や鎌倉、
奈良とかの味わい深い古い建物はなんとか残すっつー手もあったんじゃないのか?


これまた絶滅しつつある定番のポスト。まだ新しいぞ。そもそもエロ本やスケベビデオ、
DVD自体がなくなってるんだからなあ。そもそも健全なスケベは「有害」ではありません。
この「青少年環境浄化推進協議会」という活動をしている人たちの顔や会議の様子を
見てみたい。「浄化」ですぜ。そういうこと考えている人たちが有害かもしれません。
まさか税金での有給なんでしょうか?どうすればメンバーになれたのでしょうか?



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