嵐山といえばお猿さん！ ・・・かな？
「お寺もいいけれど、お猿さん見るかぁ？」とケビンに聞いてみると、やっぱり
「見たい」との返事でした＾＾
大原や高雄などにも行ってみたいところですが、何せ京都は２泊の予定ですから、
のんびり散歩をして景色を楽しむには嵐山に登るのが丁度いいかな、と思ったわけです。
それに英国にはお猿がいません。ケビンは動物園でもお猿を見たことがないそうで、
ちょっと楽しみにしていたんです＾＾
山を登っている途中にいるいる（＾益＾)
頂上では、係員がちょうど餌をやる時間でしたｗ
いっぱいもらえるのに、見て下さい左下のやつ。
買ったばかりの新型デジカメは、3264×2448の大画面を999枚撮れるというシロモノｗ
というわけで、お猿さんの画像は続くゾ！
三十三間堂のあとは、ローカル線に乗って嵐山へやってきました。
あんまり神社仏閣ばかりだとケビンが疲れてしまうと思ったので、ちょっと景色でも見ようかと＾＾
でも通り道なので、天龍寺に入りましたｗ
ついでって失礼ですけどねェ・・・
すっかり春の陽気で、ケビンはおつむのてっぺんが日焼けすると心配していました。
でもお土産屋さんにおいてある帽子は「日本」とか「忍者」とか書いてある
変なのばっかり・・・(゜゜)
ぽかぽか陽気だと、北国から来たケビンは「夏だ！」とあえいでいました。
たしかにこのときの気温はニューカッスルの一番暑いときくらいでしたね。。。
もし３０度を超える夏に来たら、倒れてしまうかもしれません。
それでひっきりなしに水分補給。英国にはほとんど見られない自動販売機が
大好きです＾＾；
一番のお気に入りは「ポカリスウェット＝ぽかり汗」なのですが、
このときは「カルピス」がありました。
「カルピス」と発音すると、英語を話す人には「カゥピス＝cow piss＝牛の小便」と
聞こえたりします。
「おもしろいだろ？」と聞くと、ケビンは「帰国したら俺は日本でカゥピス飲んだんだぞって
自慢するから、それを飲んでみよう」と買っていました（＾益＾；
さて渡月橋ですねェ。。。 平日なので空いててよかったよ＾＾
こんな屋形船に乗ったら気持ちいいだろうね。
少しばかり酒でもあったらさらにいいだろうね。。
着物が似合うちょっといい感じの女性なんぞが一緒にいたら
ものすごくいいだろうね。。。
そんなことを考えながら、男二人はお猿さんの山に向っているのであったｗ(゜゜)ｗ
京都の夜です。清水寺はライト・アップされていました。
お好み焼き屋に入りました。
ケビンはだんだん箸の使い方がうまくなってきましたよ。
あいかわらず食べることに集中しすぎて、ビールを飲むのを
ずっと忘れてしまいます＾＾；
さてホテルに帰ると、ロビーで新聞を読みました。
わたしはケビンにすぽおつ新聞を解説してやりました。
一面は野球、めくるとサッカー。写真を見ればわかります。
次をめくると週末だったので競馬の欄になっていました。
細かいデータの表を見て、ケビンは「これは株式だろう？」と言いました＾＾；
下のほうにある雑誌などの宣伝も興味深かったようです。
くだらないゴシップ記事を解説したらニガ笑いｗ
一列に並んだ小さな欄にも質問。。。
「熟女が甘美な夜のおもてなし二回戦可 TEL・・・」
↑これは求人欄だろう？
いや、それわ○×○×という意味だ。
ブハッ・・・。
さらに男のぱんつ（もっこりしておるｗ）の写真を見て指をさし、、、
これは何なんだ？？？
「中年男性の弱ってきた機能を回復！遠赤外線と磁力の効果で肛門と
睾丸を刺激し、男のパワーを増大させます」
わたしはすべてを英語に直して説明すると、ケビンは「おわっ！」と驚き、まわりをキョロキョロｗ
ヽヽ(゜益゜≡゜益゜)ノノ
だいじょうぶ。いま話した英語の意味は誰にもわからないよ。
まわりにゃお土産コーナーのおばさんやら掃除のおばさんもいましたが、
こっちが話している英語なんぞわかりゃあしません＾＾；
次をめくると、水着の女性がでっかい胸の谷間を誇らしげにしている写真が。。。
そしてそれが最後のページだとわかると、
あれっ！これでおわりか？？？
・・・まあ英国でもタブロイドのスポーツ新聞ってこんな感じなんだよねえ。。。
すぽおつ新聞なのに、スポーツ欄ばかりじゃないってのが同じだよなあ・・・（＾益＾)
翌朝は三十三間堂に行きました。
ずらり並んだ千手観音像に圧倒されていましたよ＾＾
ここを雑巾がけするのは大変でしょうなあ（＾益＾；
銀閣寺を出て、我々は「哲学の道」を歩きました。
ケビンは「文学博士」の称号を持っています。
英語ではDoctor of Philosophyと表記します。英国ではタイトル（称号）を持っていると、何にでも必ずそれをつけます。そういう欄もあるんです。何もなければ、ミスターとかミセスになるんですが。だからケビンはドクター・ケビン・レイというわけです。
彼は日本にくるためにパスポートを申請したとき、名前の欄に「ドクター・ケビン・レイ」と書きました。すると当局から電話があり、「この街のドクターのリストを調べたけれど、あなたの名前は登録されていないが？」と言われました。「それはそうでしょう。わたしはメディカル・ドクター（医者）じゃないんですから。博士なんですよ。」「それならば、それを証明する書類を出して下さい。」出発の期日が迫っていたため、パスポートを早く出してほしいケビンは「時間の節約になるのなら、わたしは称号にこだわらないのでミスターの表記で結構ですよ」と答えました。すると係の女性は「パスポートにはタイトルは表記されず、姓名だけが載るんです。」「それなら何の意味があるんですか？？？」
どうやらお役人というのは、どこも同じような人種のようですね＾＾；
さて「哲学の道」を英語に直せば"Street of Philosophy"というところでしょうか。フィロソフィとは、「知を愛する者」という意味です。「ドクター・オブ・フィロソフィにはぴったりの散歩道だね」なんて話をしながらケビンは人妻と歩いておりました＾＾
オサレな喫茶店に入り、ケビンは抹茶パフェを注文するｗ
見て下さい、このケビンの顔（＾益＾)
かの女性はケビンに贈り物を用意していました。
俺にはありませんでした(゜゜)
短い語らいの時は過ぎ、彼女は帰ってゆきました。
そして駅の改札を抜けて去ってゆく瞬間に、なんと彼女はケビンに投げキッス♪
なんと大胆なｗ(゜゜)ｗオレニモシテクレヨ
あとで聞いたら、ケビンが最初にしたんだってさ＾＾；
奈良から京都に移動です。
ケビンは乗り物に乗ると、ずっと外を眺めています。
私はすぐ寝ますｗ
日本ではどんな景色でもめずらしいんでしょうね＾＾
そして京都では！ケビンはなんと人妻に会うのです。それは私の大学の同級生。
わたしは中学時代、しょーもないクソガキで（いまでもかなりそうなんだが）いわゆる「はずれグループ」のメンバーでありました。高校は工業高校の機械科という、動物園のような男だけのところでした。大学は経済学部という、これまた男が圧倒的に多いところに行きました。ここでわかる方は、藤圭子の「夢は夜ひらく」を歌おう！そして外国語学部の英語学科というところに移籍するわけですが、そこはナントほとんどが女！１０代も終わりにさしかかって、いきなり華やかな世界ｗ(゜゜)ｗ
この衝撃おわかりになれるでしょうか。。。
７年間土のなかで暮らしたセミの幼虫が、はじめて見る太陽のまぶしい空に飛び立つ気分！
だからといって彼女ができたわけぢゃないんだがｗ
そのなかでもひときわ美しひ女性がひとり(=゜益゜):;*.':;
腰まで届く長いまっすぐな黒髪をふわりとなびかせて歩くその姿に・・・(*´д｀*)
（中略）
わたしが英国滞在中、その人妻（そういうことだ…＿|￣|〇）にメールでケビンの話をしました。
ケビンにもその女性の話をしました。
とっても繊細なおふたりは、もしかして気の合うメル友になるかもしれない、と紹介しました。
英国北部の街に住むエゲレス人と、長野の山奥に住む人妻がやりとりを始めるなんて、インターネットってすごいものですねェ＾＾；
そしてケビンが来日すると知り、その女性は日曜の昼を一緒に過ごすため、
はるばる京都にやってきてくれたのです。
ケビンは清楚な人妻に会うことに緊張して、動物園の熊のようになっていました
（＾益＾)ギヒヒ
そりゃ係長とは違うよねェ～ｗｗｗ
バスに乗って銀閣寺へ向いました。
すこし歩いて話をすると、やがて最初の緊張も解けたようです＾＾；
あいかわらず庭のきれいな銀閣寺・・・ｗ
苔の緑も鮮やかな庭はいいんだが…(゜゜)
なんと銀閣が改修工事中！ｗ(゜゜)ｗガチョーン!!!
見てくれ、これをｗ (´；д；`)ノ
