よく通っているラーメン屋のおばちゃんは気さくで親切。12時前の混まない時間帯に
行って、いつもしばらくおしゃべりをします。主に聞き役ですが。そして田舎の
おばあちゃんの家に行ったときみたいに、パンやおにぎりを持たせてくれます。
スナックのおばーさんも、パンや大福を「持って行って食べろ!」と持たせてくれます。
たまにはお返しを、と思ってちょっとしたお菓子などを買っていくと、「いいのに!
お金使わないで!」と思いのほか恐縮&感謝をされます。だって貰う一方じゃなあw
地方都市に住むとこんな感じなのかしら。
*思いっきり載せてますが、いつも「写真はいいのか?」と撮影を促し、ご本人が
「SNSで拡散♪」なんて言ってます^^;
「たかの」の社長さん。客が飲む酒を、自分にも注いでしょっちゅう飲んでいます。
俺が来ると、「おおー!」と歓待してくれて、他の客に、そして新しい客が来る度に
「この人ね、花粉症で北海道に3ヵ月も避難してて、働かないで飲んでばっかり
いるの♪」と笑い話をするみたいに紹介します。
俺が飲みに行くのは主に旧繁華街の花園エリア。小樽が漁業や石炭搬出で潤っていた
時代に賑やかだったところです。高齢化社会のなかでさらに高齢化が進んでいるぞ。
なのであちこちの店はママさんも客もおばーさん率がとても高い女の園となりつつ
あります。男は先に死ぬのだw
これを読んでいるみなさんは、年金の支給日が偶数月の15日だとご存知でしたか?
4月の上旬は酒場に来る人が減り、15日を迎えるとパラパラと老人が出てくるのです。
これからちょっと賑やかになるんだな^^;
飲み屋でのオジサンは、仕事の話(他の客には興味ない役職自慢や誰かの悪口)、
俺ってすごいだろ武勇伝(盛ってる)などにうんざりすることがあるが、おばさん
おばーちゃんたちのおしゃべりはお互い楽しむ会話率が高いように思われる。
相手の話を聞いちゃいない率は女のほうが高いかな?(^益^;
おばーちゃんの旅行話を聞いていたら、花火大会を見に行った話になり、「泊の
花火は一番すごいよ!千昌夫やコロッケが来たの♪」という。泊の花火大会なんて
聞いたことないな、と思ったら、原発の町だったw 原発マネーおそるべし。
すごい田舎でそれだけ大がかりにやっても、あまり話題にはされないのか。
そういえば新潟の柏崎でも花火大会が盛大だが、テレビでも見ないしなw
手宮線の跡を通って湯の花温泉に行くわけだが、雪が消えたー!!!!
つい先週はこうだったんだよ。このところ上着がいらないほどに暖かくなってきて
いたが、あっという間に雪が融けちゃった!
うわー、ナイ! こりゃあずっと歩き通せるかー。
山になっていたところもどんどん融けて、こりゃあもうすぐに消えるねェー。
ホントあっという間なんだなあ。
もう上着はいらない。ちなみにごくごくわずかなんですが、スギ花粉が飛び始めて、
繊細で感受性が強い私は花粉症を再発。去年は小樽に来ればスッキリさわやかだった
のに、いよいよこっちに来てもダメになってきた。サハリンあたりまで行かないと
花粉からは逃れられないのかーw
このあたりは雪一面で歩けなかったのに、もう最後の名残りだけ。
これで来月東京に戻ったら、暑いんだろうなあ。何せもう夏日なんてテレビで言って
るのだもん。
雪捨て場でこんもり大きな山になっていたところ。ここが最後になるんだろう。
あああ、車両のブルーシートがはずされているではないか。人の気配がないところを
見ると、まだ開放はされてないようだな。
一面が雪で真っ白だったところが、いきなりこうなる。
雪が消えた途端に割れ目から生えてきた。すごい生命力だよ。
アスファルトの小さな隙間から、いやアスファルトを押し破ってきているのか?
夕張などから貨物列車で運ばれてきた石炭を船に積み込む重機が置かれた場所です。
ふたつあって、ひとつのほうにだけカモメが集まっていました。片方にしか行かない
理由があるのかな?
ここはホームセンターの裏にある空き地のようなところで、雪捨て場になっている
から土地をかさ上げしたみたいに雪がうず高く積まれていました。それももう
すっかり低くなっています。雪がなくなったところはアリンコが活動を始めており、
隙間からせっせと砂を出しています。コレ、一粒ずつ巣から取り出しているんです。
俺が手でかき寄せて巣を埋めてやったら、この一族が何日も休まずにやった作業が
一瞬で全部台無しになるわけだ。君たちの運命は俺の気まぐれにかかっているんだぞ?
これから次の雪がすべてを塞いでしまうまで、せっせせっせと巣の拡大工事を進め、
休まずに集めた餌を地中深くの倉庫に詰め込んで、長い冬の間はそれを食ってる
わけだ。すると冬の間は真っ暗なところで休暇期間ということなのかな?
今週から天狗山ロープウェイが運行を始めました。夜に登れば小樽の夜景が見られる
のです。ひとりで行ってもなあ、と思っていたところ、車で連れて行ってくれる
という親切な申し出を受けて、今度行きますよー(^益^)b
小樽に来てまもなく2週間、観光客で混み合うエリアにはほとんど行かないが、
湯の花温泉に行く途中に運河の前を通ってみた。この画像を友人に送ったら、
「人が少なくていいですね」という返事。
実は橋の上はこういう状態だったのですー。東南アジア系。すごい歓声でおおはしゃぎ。
風が吹いたらすんごい香水の臭い!このあと運河沿いに歩いたら、中国人の団体が
旗を持ったガイドを先頭にゾロゾロ。ちなみに飲食店には韓国人がよく来るが、彼らは
だいたい個人、さらにリピーターが多く、よく日本語を話す。
昼は部屋で本を読み、たまに昼寝もし、図書館に行ったり日帰り温泉に行ったり。
夜は飲みに行くのが楽しみ。基本最安値の店。3日続けて飲んだら1日は肝臓を休ませ
ねば。
なじみになった昼のラーメン屋も夜のスナックも、高齢者ばかりだ。もちろん立派な店、
高いところは若い人がやってたりもするのだが、俺が選ぶのは寂れた安いところ限定だから。
ちなみにおばーちゃんのスナックなどは、客もおばーちゃんばかり。平均年齢80代。
その年齢になれば連れ合いはだいたい他界しているわけだ。だから女の園なのですw
基本昔話になるわけですが、あちこちで亭主の亡くなったときの話を聞く。なんとまあ。
一度は店にいるときに、常連客(男)の訃報が届いたときもあったぞwww
面白かったおばーちゃんの昔話。
私、友達とみんなで定山渓の温泉に行ったのよ♪ それでね、旦那に「あなたも旅行
行く?」って聞いたら、「うん、行く」って答えたの。(一緒に行くって思うよね?)
それでショートステイの施設に泊まってもらったわけ。
女同士の温泉、楽しかったわ~♪ それで帰ったら、旦那に「旅行、どうだった?」
って聞いたら、「うん、山がいっぱいあった」って言ってたわ。少しボケてたから。
はっはっは!
たまにはそれくらいあってもいいのでしょう^^;
散歩するにはいい旧手宮線を歩こうと思ったが、まだ雪が多いではないか。
ううむ、なんとか歩けるぞ。
途中からこれだー。ザクザクと、なんとか歩く。
我が花粉症ですが、函館では最終週に飛んできて目は痒い鼻はグジュグジュに
なってきた。北上して小樽にやってくれば回復するはずだ。。。去年はそうだった
のに、今年は治らない!どおしてだ。温暖化で花粉も北上しているのか、はたまた
俺の老化現象なのか。一説によれば年を重ねると花粉症は和らぐともいうが、、、
年々ひどくなる感じだよ!
わざわざ北海道まで避難して来て。。。これで東京にとどまっていたらどんなことに
なっていたのだろう?
さてこんなに雪があると線路の上はもう歩けない。というわけで一般道に行く。
田中酒造。ほっとニュース北海道でやってきたが、札幌国税局が主催している
新酒品評会で、新しくできた「軽精米ゴク味酒の部」で金賞と取ったとか。軽精米
とは、10%程度しか米を磨かない酒。近年やたらに磨く大吟醸みたいのが、酒臭く
なくてさっぱり上品な味がすると人気だが、その反動なのでしょう、米本来の味が
するこういう酒が注目されるようになったと。そのうち飲まないとなー。
小樽市総合博物館、実質は鉄道博物館。連休まではほとんどの車両にシートが
かけられています。これをはずすときには「春が来た」とローカルニュースに
出るんです。
除雪車は出てるな^^
目的地はココ、湯の花手宮殿。函館の谷地頭温泉は460円でしたが、こちらは880円。
ちょっと贅沢なので、毎日来る常連さんがワラワラいる感じではありません。
なのでちょっと空いているのが悪くはありませんが、地元民密着度が低いのが少し
寂しいかな?
昨日の昼、札幌駅付近は大変な混雑だった。きっとラーメン横丁もそうだろう。
というわけで、少しはずれたところでスープカレー。まあ旨かったよ。ただスープ
というだけあってゆるい。よく腹のゆるくなる俺としては。。。
すすきのから地下鉄に乗ってもよかったのだけれど、どうせヒマなので歩いて駅に
向かう。
定番の観光地を通過。それなりに観光客がワラワラいました。
快速エアポートに乗って小樽へ向かいます。途中で石狩湾が見えてくる。海に出ると
来たなあーという気分になります。
札幌からたったの35分。小樽の街が見えてきました。一番右は祝津の岬だ。
おおお、海猫かあ?すごい数。
エサの小魚がたくさんいるのかな。
やっぱり観光客が多いぞ。
これから5月半ばまで借りる部屋は、去年の寿司屋通りではなく線路の脇。駅には
近い。飲みに行く花園エリアには同じくらい近い。天狗山が見えて景色はいいし、
日当たりがいいねェ。
さっそく「たかの」の社長にご挨拶。「働かないで酒飲んで歩いている人~♪」と
嬉しそう^^; 豊盃純米吟醸、上川大雪と極上の酒を順番に味わう。いつもすごい
品揃えだ。そしてキャラの立った社長との会話が楽しい店です。
適当に切り上げて「杉」に行かねば。
おうおう、あいかわらずここだけ灯がともっている。以前に「隣はどうしたんですか?」
と聞いたら「死んだよ」。「その向こうは?」「死んだ」。「一番向こうは?」
「死んだ。跡取りがいないからそのままなんだよ」という話でしたw
焼酎のボトルを入れる。ひとり客だったので、しばらくは静かにママさんと話していたら
地元のおばちゃん二人がやってきた。長年のつきあいらしく、昔話に花が咲く。若い頃に
よく団体で旅行に行った話で盛り上がった。
苫小牧から船で一晩かけて東京に行き、千鳥ヶ淵でお花見をし、また一晩かけて船で
帰ってくる。0泊3日っていうの?船中2泊の弾丸ツアーなんてのもあったそうだ。
温泉宿ではみんなでUFOキャッチャーで盛り上がった話。
パンテーたくさん取ったんだよ♪
それをはいたの?
はけないよ!すごく小さいんだよ。こんなの!
あたしならはけたな。
むりだよ!
あたしゃ若い頃はやせてたんだよ!
笑える会話でしょ^^;
その人たち、今はどうしてるの?
みんな死んだ!(と笑う)40年前の話だよ。
たしかに40年前にいい歳してたら、いまなら100超えてますからねw