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考えてみれば今年の暖冬が異常だっただけで、本来は東大寺の修二会(お水取り)が行われる今頃は、三寒四温と言われ寒気が戻るのも普通のことなのでしょう。
ニュースによりますと、やはり今年は桜の開花も早まりそうです。もう桜前線は北上し始めたらしいので、約3週間ほどで大阪(そして千里山)が春花の季節を迎えることになります。
その春の花達の先陣をきってハクモクレンが秘かに咲き始めていました。“秘かに”というのは、僕はうかつにもその開花を見過ごしてしまっていたのです。いつもの道を通ると白い大きな蕾が落ちていて、見上げると青空にハクモクレンが清楚な色を浮かべていました。
赤紫の木蓮の高貴な華やかさと違い、ハクモクレンの美しさは冬から春に切り変わる季節の、透明感のある優しい空気にとても似合っていると思います。