
帰宅して『まち中のバードウォッチング』で調べたところでは、スズメ目ヒタキ科の「ジョウビタキ」という小鳥らしいという事が判りました。地鳴きが火打石をうつ音に似ていると書かれていますが、この時は鳴き声までは聴くことが出来ませんでした。
阪急千里線の山田駅のホームに、周辺地域に棲息する野鳥を板に描き切り抜いたものが掲げられていて、電車を待つ人々の愉しみになっているのですが、千里丘陵には意外に多くの種類の野鳥がいるのに驚きます。千里山でも街路樹や実の生る庭木がたくさん植えられており、春ともなるとこのような小鳥達の姿がよく見られるようになります。
千里山団地の50年間に作られた自然が、野鳥達の憩いの場となっています。千里山駅周辺の再開発においても、人間だけでなく他の生きもの達にとっても大切な、このような恵まれた環境を簡単に壊すことがないよう願っています。
・「オンライン野鳥図鑑」 ・小学館『まち中のバードウォッチング』