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夕日を背にしながら霧が丘のマンション間の坂道を上りきると、そこで魚を捌く店主の親父さんと、それを取り巻く主婦達が楽しそうに会話をしていました。
聞いてみると週に3.4回千里山にも巡回しているということでした。御用聞きのように電話で注文を受けて届けるということもあります。直ぐ側に大丸ピーコックがあるにも関わらず、多くの主婦達が利用するのは、やはり新鮮で美味しいということもあるのでしょうが、親父さんとのやり取りで信頼関係が築かれているからだと思われます。
新鮮な魚を捌いてくれるという他に、車の荷台の冷蔵ガラスケースの中には、一夜干しや鯵の南蛮漬けなど加工品も色々と売られています。僕が買った南蛮漬けは2日後に食べたのですが、スライスしたタマネギなどにも甘酢が良く馴染んで、すごく懐かしく深い味わいがありました。
この次は「千里山の音」のコレクションにテーマソングを録音させて貰おうと思っています。