
阪急の依頼により、彼女が十三駅の跨線橋通路の壁面掲示BOXのディスプレイをしている、ということを聞いていたので梅田に出かけたついでに立ち寄りました。十三駅と言えば阪急の主要ターミナルの一つだと思いますが、写真のようにすべてが平凡で雑然とした印象の空間です。多くの乗客は忙しそうに擦れ違うだけで、余りポスターや観光チラシなどの掲示物には目もくれません。
だからなのでしょうか、吉田さんのフラワー・アートが必要とされ、通る人に少しでも心の和らぎを感じさせてくれるものとなっています。リアルな造花と竹篭や布地とのコンビネーションが、優しい表情を辺りに投げかけています。
実際に大勢の乗客が通る中で、大学生の息子さんを助手にしての作業だとお聞きしました。定期的に依頼をされているということなので、近くに行かれた方は鑑賞して頂ければと思います。