2日連続で梅雨の晴れ間となり、今日は懸案の佐井寺地区にある里山風景の取材に出掛けました。
千里山には水田や竹林など、里山風景として残されている場所が3ヶ所あり、松が丘・高塚地区と竹園地区そしてこの佐井寺地区となります。前の2地区は既に「千里山.NET」に紹介ページを作成済みですが、最後に佐井寺の農村風景が残されていたのです。
千里山が大正10年に郊外型住宅開発地として誕生する前は、近隣では佐井寺の集落があるばかりで、一帯が千里丘陵であったことはよく知られています。佐井寺は細い坂道の多い地形であったために、今でも古い農村集落の佇まいを残しています。
佐井寺の集落と市街道路に挟まれた田畑に足を踏み入れると、植えられた稲苗が微風にそよぐ中で、トンボやアオサギの姿まで見ることができました。しばらく腰を下ろし慌ただしい日常を忘れ、ゆったりした気持ちを取り戻せたように思います。
※「千里山.NET」×「街並み案内」に里山風景(佐井寺)を掲載しておりますのでご覧下さい。