もちろん高価な最新機器が100円ポッキリな分けではなく、よく見るとイーモバイルという高速通信接続会社(最近では携帯端末市場にも進出)との契約により、そのモバイル環境インフラの使用料を徴収する中で成り立っている販売価格と理解できるのですが‥‥。高機能な携帯電話が0円で使えるようにとアピールして普及してきたビジネスモデルと全く同じものだと思いますが、パソコンもどんどん低価格化してきたことと、iPhone3Gに代表される携帯電話(スマートフォン)の急激なインターネット化を受けて、モバイル市場が一気に活性化していくという予測に対応したものと感じられます。
iPhone3Gの影響によりソフトバンクの新規加入者数が大幅に増加し、他の2社のそれを大きく上回ったという中間報告がありました。iPhone3Gの格好良さや先進的なインターフェイスはさておき、やはり携帯電話においても普通のインターネットの閲覧ニーズが高まることがはっきりしてきています。今回の100円パソコン戦略を見ていますと、無線LANのネットワークや携帯電話回線の区別はあれ、それぞれのサービス競争やスムーズな連携など、利用者の望む環境の実現は一気に早まりそうな予感がします。
※ HPのタッチパネルPCも一つの流れになりそうです。