台湾メーカーから低価格のネットブックが売り出されたのが最初で、その頃はどちらかと言えば型落ち的なスペックだったのですが、その人気に他の参入が相次ぐようになると、段々本格的なビジネス仕様の性能が搭載され始めます。最近では買い換え需要やサブ需要も見込める新カテゴリー商品として、NECや東芝などの国産メーカーもネットブックを投入してきました。
一方、パソコン(メビウス)から撤退したシャープは、想わぬネットブックの隆盛を眺めながら、イーモバイル・スマートフォン『WILLCOM D4』展開の中で、得意の液晶テレビとの連携を提案しています。小さな画面のモバイル通信機器であると同時に、液晶テレビ(ディスプレイ)画面と繋いで住宅でのパソコン機能を兼ねる両用スタイルです。これは新MacBookと専用LEDシネマ・ディスプレイとのスタイル提案にも見られるものです。今後はデスクトップ・パソコンに換わり、この両用スタイルが主流の考え方になるのではないかと想います。
日本人(アジア人)のMacユーザーの僕としては、ノートブックであるMacBookよりも小さな“MacNet”の開発を望むところです。