日曜日に終了したサッカーのクラブ・ワールドカップで、地元千里をホームタウンとするガンバ大阪が、世界3位決定戦で中南米代表のパチューカを破りました。超攻撃型チームを掲げどこまでも追求する姿勢は、試合を見ていてもわくわくするものがありました。特にスター選手を揃え優勝したマンチェスター・ユナイテッドの胸を借りる形となった準決勝では、強敵相手に3点も得点でき負けたとはいえ不思議に嬉しく感じられました。
ただ、それで世界で第3番目に強いクラブになったかというと、もちろん決してそうでは無いわけです。対戦して撃破できたアジアやオセアニアそして中南米といった地域より強いとは言えても、同格で対戦していないアフリカそして決勝まで行ったヨーロッパと南米地域のクラブについては上位だとは言えないと思います。それでも前年の浦和レッズに続いての活躍は、日本のサッカー・クラブのレベルが世界的にアップしてきているのを実感させられました。
自己責任を負うことを回避しがちな日本人のメンタル性からもよく論じられる、フォワードの決定力不足の点でも少しずつ遺伝子変異が見られるようになってきたと思います。ガンバ大阪のカラーとしている超攻撃型チーム作りを続ける過程で、そのような決定力効果が蓄積されるのではないでしょうか。
MVPに輝いたルーニーのようなタイプ(ガッシリした体格でありながらスピードとテクニックを持つ)は、日本の多くのスマートなサッカー選手の中には余りいないタイプだと思います。スタミナを求められるサッカーというスポーツでは大成しにくい、ルーニーのような屈強な才能が育つことが将来的にJリーグや日本代表に欠かせないと思いました。
ただ、それで世界で第3番目に強いクラブになったかというと、もちろん決してそうでは無いわけです。対戦して撃破できたアジアやオセアニアそして中南米といった地域より強いとは言えても、同格で対戦していないアフリカそして決勝まで行ったヨーロッパと南米地域のクラブについては上位だとは言えないと思います。それでも前年の浦和レッズに続いての活躍は、日本のサッカー・クラブのレベルが世界的にアップしてきているのを実感させられました。
自己責任を負うことを回避しがちな日本人のメンタル性からもよく論じられる、フォワードの決定力不足の点でも少しずつ遺伝子変異が見られるようになってきたと思います。ガンバ大阪のカラーとしている超攻撃型チーム作りを続ける過程で、そのような決定力効果が蓄積されるのではないでしょうか。
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