千里山ブラウズ

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世界天文年2009

2008-12-12 00:02:40 | 満天の星

 来たる2009年はガリレオ・ガリレイが自作の望遠鏡で宇宙を観察した時から400年目に当たり、それを記念して世界中で様々なイベントやフォーラムなどが行われる予定です。
 『世界天文年2009』日本委員会の委員長で前国立天文台台長、海部宣男さんからのメッセージの一部をご紹介します。
 「‥‥水晶の球といわれていた月には、円いクレーターがいっぱいでした。地球と同じような天体だったのです。不思議な「天の大河」だった天の川は、無数の星の集まりでした。木星には4つも月が回っていました。科学の歴史で最大の発見をしたガリレオの驚きと興奮は、彼がすぐに書き上げた『星界の報告』で、ありありと読むことができます。‥‥」
 ガリレオが口径40mmほどの小さな望遠鏡を作り、人類で初めて星空を見た時の感動が伝わってきます。ややもすると現代に生きている僕らの周りには、もうガリレオのような発見や感動が残されていないように感じてしまいますが、良く考えてみると何処まで行っても新しい謎は広がっていることに気が付きます。自分なりの発見や感動のある日々や人生でありたいと思います。