千里山月が丘にある関西大学女子寮の坂道を上って帰る途中、カラスの羽音がしたので振り返ると、猫の前で悠然としている一羽のカラスを見ました。ほんの目と鼻の先にカラスが居るのに、猫は飛びかかる気配も無いようなのです。写真では植物の陰に身を潜めているように見えるのですが、実際はそんな緊迫感も無くただボーッと見ているだけという感じでした。
以前、実家で飼っていた黒猫はネズミは勿論のこと、スズメやセミ・バッタの類を捕まえては、野生を剥き出しにして食べていました。最近の(そして街の)飼い猫はそういう捕食本能を忘れてしまっているのか、あるいはカラスの意外な獰猛さに一度痛い目に遭わされたトラウマでもあるのでしょうか。
携帯写真を撮りながらしばらく観察していたのですが、カラスは何時までも安心しきっているように歩き回っていました。何か不思議に平和な光景でした。
以前、実家で飼っていた黒猫はネズミは勿論のこと、スズメやセミ・バッタの類を捕まえては、野生を剥き出しにして食べていました。最近の(そして街の)飼い猫はそういう捕食本能を忘れてしまっているのか、あるいはカラスの意外な獰猛さに一度痛い目に遭わされたトラウマでもあるのでしょうか。
携帯写真を撮りながらしばらく観察していたのですが、カラスは何時までも安心しきっているように歩き回っていました。何か不思議に平和な光景でした。