千里山ブラウズ

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フライにはソース

2012-06-04 00:01:10 | 千里山INFO

 一昨日、千里山駅から第1噴水に上るレッチワース・ロードの途中にある、仕出し屋食堂「魚伊」に昼食に行きいつものカウンター左端の席に座ると、前にミニ盆栽が幾つか置かれていて可愛い花が咲いていました。
 以前には花梨の実ハッサク蜜柑などの盛り籠が置かれたりしましたが、カウンターの中央は邪魔なので端の方に飾られるのでしょうか。思わず写真に撮りました。
 その日替わり定食は「(旬の)ハモのフライ定食」でしたが、小姐さんに「ソースにしますか、お醤油にしますか?」と尋ねられたので、
 少し迷って「若いからソースで良いです」と応えました。
 すると「残念でした、ソースを選ぶのは中高年ですよ」と意外な言葉が返ってきました。
 だいぶ前の時代のことですが、僕の徳島の実家では祖父や両親は醤油を掛け、僕ら子供の世代はソースを好んでいたと記憶しています。それが現代では今度はソースを好むのは、僕を含む中高年の人達だという巡り合わせになったようです。
 改めて自分を振り返って気付きました。「確かにフライだけでなく、ポテトサラダやカレーライスなどにも、ソースを掛けないとどうも納まらないようです。それがどんなに美味しく料理できていたとしても、例えば一口だけでもそうしないと最終的に満足できないので、何処でもついソースを探してしまう‥‥」
 何に掛けても美味しい所謂ウスター・ソースは日本の発明品でしょうか。決して高級感は無いけれども、庶民的な調味料の代表として各地に様々なソースがあって人気を博しています。僕は日頃は阪急三番街のイベントOSAKA FOOD COLLECTIONで購入する、地域ブランドで日本テレビ系列「満天・青空レストラン」で紹介されたこともあるヘルメス・ソースを気に入って愛用しています。

※ ちなみに僕の中で一番美味しかったフライは、子供の頃に母親が漁師の家から貰ってきた脂の乗った新鮮なサバをフライにしてくれた横で、夕食を待ち切れずにソースを掛けて頬張ったものが最高点になっています。違法ということでしょうけれども、フグを(調理指導付きで)貰ってきて家族で鍋にして食べたこともありました。もちろん中ることも無く美味しかったです。