先週土曜日深夜のNHK『SONGS』は徳永英明のカバーアルバムからの紹介で、昭和歌謡曲3曲と彼自身のヒット曲『壊れかけのRadio』を歌いました。
僕は途中からチャンネルを合わせたので、弘田美枝子の歌った『人形の家』(1969年)と中村晃子の『虹色の湖』(1967年)を聴きましたが、特に『虹色の湖』は子供時代の曲で当時のことも想い出しました。彼女の少し上向けた唇と大きな目が子供心にも魅惑的で、ブーツを履いた長い脚で抜群のスタイルが今でも都会的で印象に残っています。
徳永英明も子供時代に大好きで影響を受けた歌謡曲を、これからの時代に受け継いで伝えていきたいと使命のように考えているようです。以前に同番組に登場した一青窈のカバーアルバム『歌窈曲』も興味深い企画でしたが、同じようなコンセプトを語っていたのを想い出しました。由紀さおりの世界チャート・インした日本語のジャズ・アルバム『1969』以来、昭和歌謡の見直しが我が国でも相次いでいるようです。
番組では1万枚のレコードを備えた歌謡曲バーも取材していましたが、その時代を懐かしむ中高年の人達を中心に賑わいスポットとなっているようです。
※ 昨夜「新堂本兄弟」に徳永英明が出演して、「SONGS」で視逃した『夢は夜ひらく』をAKBの高橋みなみとのデュエットで聴けました。全体にそうですが柔らかいハスキーボイスでメリハリ良く歌う感じが徳永流の世界になっています。
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