梅田ヨドバシカメラの2Fの望遠鏡売り場にあるスタンドラックに、カタログ類と一緒にビクセンが季刊で出しているフリー情報誌『So-Ten-Ken』が置かれていますが、現在のものは夏の星座や天文現象についての情報が掲載されています。
今年は「金環日食」に続く「金星の太陽面通過」と、日本中の人々を巻き込んで天文フィーバーと言っても良い程に盛り上がりましたが、未だまだこれからも8月13日から8月14日に日付が変わって間もなくの時間に、金星を月が隠す「金星食」という美しい現象(月☆のマーク)が見られます。月が通過すると普通の星の場合は一瞬にして消えてまた現れるので、それほど隠されるという感じがしないのですが、金星は地球に近い惑星なのでかなり大きくて、月によりゆっくり隠されていくのが分かるということです。
またその前の12日夜には有名なペルセウス座流星群が極大となり、大きな流れ星が見える可能性が高いと想われます。
どちらも丁度お盆休みの頃で、田舎に帰る予定の人たちも多いと想いますので、ゆっくり夏の夜空など眺めて観るのも良いのではないでしょうか。