千里山でも庭木や公園など至るところで植えられ、夏季を代表する美しい花の一つと想いますが、阪急電車の跨線橋近くのミニ公園でもこの時期には大きなムクゲの花が咲いています。このようにムクゲは庭木として広く植栽されるほか、夏の茶花としても欠かせない花でもあるそうです。
また、ムクゲは良く枝を広げますので刈り込まれる場合が多いのですが、自然のままに放っておくと10メートル以上の樹高にもなり、桜の木よりすこし小さいくらいの大きさにまで成長するようです。千里山では未だそんな大きなムクゲは見たことがありませんが‥‥。
ミニ公園の写真のこの木は特に白と薄紅の花が混じって咲いているのが面白いです。同じ木株から接ぎ木でそう見えるのかと想い確かめてみましたが、やはり根元で別の木株が絡まりこのように花の色が混じって見えているようでした。
夏本番に向かい街中のムクゲが美しく彩ってくれますが、その終わりには僕の好きな芙蓉がバトンタッチして咲き始めます。