昨夕の日本テレビ『満天☆青空レストラン』で僕の故郷である徳島県のスダチ料理が紹介されていて懐かしく視ました。
冒頭にスダチの歴史が少し解説されていましたが、既に7.8世紀頃からスダチは徳島地方の家で庭木として植えられ利用されていたようです。しかし、日本全国に知られるようになってから未だ50年程しか経っていません。今では普通に知られ高級料亭などではワンランク上の味づくりに重宝されていますが、随分昔になりますが僕が東京で下宿していた頃に、帰省のお土産としてスダチを持って帰った時に、スダチ自体を初めて見る大家さんにどのように使うのかということを説明した記憶があります。
番組の中では徳島県の有名食材として、鳴門海峡で獲れた天然鯛の刺身や肉厚の焼き椎茸(生産量が日本一)に絞り掛けたり、またトマトと若布の酢の物にはスダチの皮を擦り下ろして香りを強めていました。最後にこれも特産の今が旬の鱧しゃぶ(冬の「てっちり」、夏の「鱧しゃぶ」と言われます)をスダチ・ポン酢で楽しみ乾杯していました。
これら全て想像できる懐かしい故郷の味で、お盆の季節を前に里心が大いに揺り動かされました‥‥やはり故郷の料理は特別です。