今日の千里山は肌寒くてしとしと雨降りの一日でした。駅周辺再開発の工事に携わり作業する人も、警備員に誘導される通行人も同じようにじっと黙している感じに見えました。
しかしその雨がようやく上がる夕方になると、薄曇りの空を透して燃えるような夕焼けが西空を覆い、写真のように一種異様な空気感が辺りに立ち籠めました。反対側を見るとその光が少し木立やマンションの壁を照らしています。僕も想わずカメラを持って外に出ました。
10年程前にも一度夕焼けで街全体がピンク色に美しく染まったことを想い出しました。その時はもっと晴れた日だったように記憶していますが、ピークの10分間くらいは桃源郷とはこんな感じかと想う程に幸せな気持ちになりました。
人はそれぞれ様々な想いで生きていると想いますが、そのような自然・宇宙の変化によって不思議な心理的影響を受けるものなのだと想います。それは恐らく人間以外の生き物、例えば犬猫も同じような感覚を生じるものではないでしょうか。
・千里山の夕焼け(動画)をYouTubeにアップしていますのでご覧下さい。