シンガーソングライター佐野元春さんの司会で、ゲストのアーティストと一緒にその歌詞を掘り下げる、NHK「ソングライターズ」の先週末深夜の再放送で、2009年制作で小田和正さんの2回分を続けて見ました。
その中で印象に残ったことが2つありました。一つはそのほとんどの作品が曲先(曲を先に作り歌詞を後から嵌め込むやり方)であるということです。曲の完成度を何より優先して作っていて、例えば歌詞に影響されてメロディーで妥協するのは嫌なようです。そこから透明感のあるハイトーン・ボイスとマッチングした、あのような美しい旋律が生まれてくるのだと想います。
もう一つは上記のことから必然的に生じることだと想われますが、言葉選びについてはとても苦労すると言われていました。メロディーにピッタリと合う意味のある言葉を、多くの選択肢の中から比較しながら紡ぎ出します。そして興味深かったのは歌いたいテーマやメッセージなどが既に有るのではなく、出来た曲を歌にするという必要性から一生懸命に内容を考え始めていくということでした。そういう方法の中に世代を超えてしっかりと心に届く、小田和正さんのソングライティングの奥義があるのではないでしょうか。僕も想うところが多く明日への歌作りに刺激を貰いました。
言葉にできない | |
オフコース | |
EMI Japan |
☆ 東日本大震災・津波復興支援チャリティーソング にご協力お願いします!
音 -Standing Day- | |
コバタイサオ : 歌詞 | |
LIP-FLY |
☆ デフレ・スパイラルと長年それを放置してきた日本銀行(BJ : Bank of Japan 公式にはBOJですが)をテーマに制作しました。インフレファイターと言われる日銀ですが、ある時にはデフレンジャー(Deflation+Ranger)という自覚も持って、広く国民のために機能して貰いたいと想います。ぜひ一度ご試聴(YouTube)下さい!
デフレンジャーBJ | |
コバタイサオ : 歌詞 | |
LIP-FLY |