続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

老化まっしぐら。

2015-06-23 06:47:13 | 日常
 ちょっと前のことが思い出せない。昨日もスーパーでお豆腐をカゴに入れながら、(今日は麻婆豆腐にしよう、それには豚ひき肉を買わねば・・・)と考えながら、順次コーナーを回っていき、塩サバ3枚、鮭の切り身3枚などをカゴに入れ、いよいよ肉のコーナーに立ってみて、(ひき肉は即使い切らないと傷むから)と躊躇。(しかし、はてな、なんか忘れていないか)そう思いつつも通り過ぎてしまった。

 帰宅後、買ってきた品物をそれぞれの場所に収納しながらお豆腐を手に取って初めてそこで気づいた、ひき肉を買い忘れたことに。(再び買いに走るなんて元気は端から無い!)


 そんな風にボォーッとした記憶喪失かつ怠慢な日常である。そのうえ、無防備だから先日も素手で草取りをして手指が虫に刺されたのか毒草にやられたのか不明であるけれど、点々と赤紫色になり腫れ上がってしまった。去年も同じような事情で近所の皮膚科へいき薬で治癒。なのに今年は(もう面倒だからいいわ、そのうち治るでしょう)と、指が腫れあがり痺れもあり、物に触ることもできない状態なのに放置。今日で6日目、ようやく退く気配が見え始めた。


 何をしても緊張感足りない・・・結果補いのつかない羽目に陥る。

 大したこともしていないのに、ひどくぐったりしてすぐ横になる。昔、お祖母さんを訪ねると大抵は小さくなった身体を丸めて横になっていたことを思い出す。わたしの場合、太ったままの身体を(あ、痛っ)なんて言いながら枕を手探りする。もうまるでご老体。
(わたしは、いつ死ぬのだろう。それが一番の問題)

「夏は山だわ!」と言った元気な友人にひきかえ、老化進行中のわたしは至極残念! Ah・・・。

『冬のスケッチ』146。

2015-06-23 06:37:38 | 宮沢賢治

         ◎
  ある童子はかすかな朝の汗を拭いひ
  あるは早くも芝笛を吹き
  陽光苔に流れつゝ
  白き歯はつめたくかをりぬ


☆同じ詞(ことば)を調べ換(入れ替え)委(ゆだねる)。
 双(二つ)の詞(ことば)を適(あてはめ)推しはかる。
 要の講(はなし)の諦(真理)を留める。
 魄(たましい)は金(尊い)。

『城』2000。

2015-06-23 06:11:41 | カフカ覚書
これを見るなり、助手は、さっさとKを見すてて、抗しがたい力に惹きよせられたように、するすると窓のほうに忍びよっちった。フリーダは、助手にむかっては親しみをこめて、Kのほうにもかっては途方にくれたような哀願の色をあらわして顔をしかめ、うえの窓のところからちょっと手をふってみせた。


☆助手(脳/知覚)は、すぐに策略から離れた。抵抗しがたい力に惹きよせられるように食(死の入り口)のほうへいった。助手(脳/知覚)にむかっては親しみをこめ、Kには懇願しながら顔をゆがめ、食(死の入り口)の外からほんの少し手をふった。