続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『冬のスケッチ』149。

2015-06-26 06:31:23 | 宮沢賢治
         ◎
  小さき煉瓦場に人は居ず
  まるめろのみほひたゞよひ
  火あかあかと燃えたり
    (大なる唐箕
     幅広の声にて
     ひとり歌へるは
     こゝにはいともふさはしからず)


☆章(文章)を聯(並べてつなぎ)画く常である。
 図りごとに拠る化(形、性質を変えて別のものになる)の念(考え)であり、題(テーマ)は等(平等)の記である。
 福(幸い)の講(はなし)を誓(神仏にちかう)果(結末)である。

『城』2003。

2015-06-26 06:19:06 | カフカ覚書
フリーダは、あんなことをして助手を追いはらうどころか、むしろおびきよせているのだということが自分でわかっているのだろうか。けれども、Kは、もうふりかえらなかった。そんなことよりも、できるだけいそいで、すぐに帰ってこようとおもったのである。


☆フリーダ(平和)は助手(脳/知覚)を威すどころか、むしろおびき寄せているということを知っているのだろうか。けれどもKはふりかえらなかった。むしろできるだけ急いで戻ってこようと思った。