きつねのかみそり一人前と思ふなよ
きつねのかみそりの花は茎が伸びていきなり花が咲く。けれど、早春の内に出る葉が光合成により栄養を作り根にためる、ところが葉は夏には枯れてしまう。キツネノカミソリの花はその葉のおかげで咲くのである。だから…花は一人前と思ってはいけない。
きつねのかみそり(狐剃刀)はコ・テイ・トウと読んで、孤、態、蕩。
一人前はイツ・ニン・ゼンと読んで、逸、人、全。
思ふはシと読んで、止。
☆孤(ひとり)の態(ありまさ)は蕩(だらしがない)。
逸(気楽な)人は全て止(そのままである)。
きつねのかみそり(狐剃刀)はコ・テイ・トウと読んで、個、訂、套。
一人前はイツ・ニン・ゼンと読んで、逸、認、全。
思ふはシと読んで、詞。
☆個(一つ一つ)訂(文字をただし)、套(隠れていたもの)を認(みわける)。
全ての詞(言葉)において。