蛇の衣三枚ためて嫁にゆく
嫁にゆくのは蛇(女人)。三枚ためては三回の脱皮を経て、ということだから、三度変えて嫁にゆく。(なんて…皮肉である)
蛇の衣はジャ・イと読んで、邪、畏。
三枚ためて(三枚貯)はサン・マイ・チヨと読んで、惨、埋、千代。
嫁にゆく(嫁行)はカ・コウと読んで、禍、講。
☆ 邪(正しくないもの)に畏(脅える)。
惨(みじめにも)埋(土の中にうめられた)千代(長い間)の禍(災難)の講(話)がある。
蛇の衣はダ・イと読んで、兌、意。
三枚ためて(三枚貯)はサン・マイ・チョと読んで、算、毎、著。
嫁にゆく(嫁行)はカ・コウと読んで、彼、考。
☆兌(取り替えること)を意(考える)。
算(見当をつけ)毎(その度に)著(書き表す)彼の考えがある。