続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『飯島晴子』(私的解釈)蛇の衣。

2020-09-20 06:33:39 | 飯島晴子

   蛇の衣三枚ためて嫁にゆく

 嫁にゆくのは蛇(女人)。三枚ためては三回の脱皮を経て、ということだから、三度変えて嫁にゆく。(なんて…皮肉である)

 蛇の衣はジャ・イと読んで、邪、畏。
 三枚ためて(三枚貯)はサン・マイ・チヨと読んで、惨、埋、千代。
 嫁にゆく(嫁行)はカ・コウと読んで、禍、講。
☆ 邪(正しくないもの)に畏(脅える)。
 惨(みじめにも)埋(土の中にうめられた)千代(長い間)の禍(災難)の講(話)がある。

 蛇の衣はダ・イと読んで、兌、意。
 三枚ためて(三枚貯)はサン・マイ・チョと読んで、算、毎、著。
 嫁にゆく(嫁行)はカ・コウと読んで、彼、考。
☆兌(取り替えること)を意(考える)。
 算(見当をつけ)毎(その度に)著(書き表す)彼の考えがある。