鍋の耳ゆるみしのみが女の冬
鍋の耳ゆるみしのみが・・・鍋の耳、ゆるむだろうか。確かにそういうこともあるかもしれないが、鍋の耳が緩むのは一大事である。相当な危険が予想されるから職人もここは絶対にゆるまないように念を入れているはず。
要するに滅多にない!絶対に無いかもしれない女の冬(気が緩むような活気を放棄できるようなボォーっとした時間)である。女は季節を問わず忙しい、不満の吐露である。
鍋の耳はカ・ジと読んで、華、爾。
ゆるみしのみ(緩)はカンと読んで、観。
女の冬はジヨ・トウと読んで、自余、蕩。
☆華のある爾(あなた)、観(よく見ると)自余(ことのほか)蕩(だらしない)。
鍋の耳はカ・ジと読んで、何、字。
ゆるみしのみ(緩)はカンと読んで、換。
女の冬はニヨウ・トウと読んで、二様、統。
☆何(いずれか)の字(文字)に換(替える)。
二様(二通り)をも統(収めている)。