寂しいは寂しいですと春霞
寂しいは寂しいと肯定することで、寂しさがむしろ霧消していく。否、さらに深い寂しさであるのか。寂しさの不明な正体、春霞のような浅き夢の現象である。
寂しいは寂しいですはセキ・セキと読んで、積、責。
春霞はシュン・カと読んで、悛、果。
☆積(つもりつもった)責(なすべき仕事、努め)、悛(過ちを正すこと)を果(思い切ってやる)。
寂しいは寂しいですはセキ・セキと読んで、寂、脊。
春霞はシュン・カと読んで、俊、暇。
☆寂(もの淋しい)脊(背中)を、俊(優れた人)の暇(仕事のない手すきの時)にみた。