ちゝはゝの指をわづらふほたるぶくろ
庭の手入れをしていると、植えた覚えのないホタルブクロの花が咲いている。清しく可憐なホタルブクロを野草として取り除くべきか否、・・・父母の指を戸惑わせているホタルブクロである。
ちゝはゝ(父母)はフ・ボと読んで、腑、簿。
指をわづらふ(指煩)はシ・ハンと読んで、止、判。
ほたるぶくろ(蛍袋)はケイ・タイと読んで、景、諦。
☆腑(心の中)を簿(ノート)に止(とどめている)。
判(区別すると)、景(ありさま)が諦(あきらかになる)。
ちゝはゝ(父母)はフ・ボと読んで、譜、墓。
指をわづらふ(指煩)はシ・ボンと読んで、仕、凡。
ほたるぶくろ(蛍袋)はケイ・タイと読んで、系、代。
☆譜(代々続く)墓に仕えるのは、凡(おおむね)系(つながり/係累)の代(世代)である。