晩年のくちびるひらく冬霞
晩年はバン・ネンと読んで、番、念。
くちびるひらく(唇開)はシン・カイはと読んで、進、回。
冬霞はトウ・カと読んで、答、和。
☆番(組み合わせ)の念(考え)を進める。
回(まわして)答を和(調合する)。
晩年はバン・ネンと読んで、盤、捻。
くちびるひらく(唇開)はシン・カイと読んで、辛、改。
冬霞はトウ・カと読んで、問う、過。
☆盤(わだかまり)が捻(ねじれる)のは辛(苦しい)。
改めて問う過(度がすぎる/ゆきすぎ)を。
晩年はバン・ネンと読んで、板、燃。
くちびるひらく(唇開)はシン・カイと読んで、薪、解。
冬霞はトウ・カと読んで、投、火。
☆板を燃やし薪(焚き木)にする。
解(ばらばらにして)投(なげ入れる)火のなかに。