続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『飯島晴子』(私的解釈)紅梅の。

2021-02-21 06:47:18 | 飯島晴子

   紅梅の気色たゞよふ石の中

 紅梅はコウ・バイと読んで、行、陪。
 気色はキ・ショクと読んで、忌、嘱。
 たゞよふ石の中(漂石中)はヒョウ・コク・チュウと読んで、標、酷、忠。
☆行(行事)の陪(おとも)は忌(嫌い)である。
 属(仲間)の評(品定め)は酷(容赦なく厳しく)忠(偽りがない)。

 紅梅はコウ・バイと読んで、講、倍。
 気色はキ・シキと読んで、奇、私記。
 たゞよふ石の中(漂石中)はヒョウ・コク・チュウと読んで、標、告、注。
☆講(話)は倍(2倍、または何度か加える)になる奇(珍しい)私記である。
 標(しるし)を告げ、注(書き記している)。

 紅梅はコウ・バイと読んで、抗、買。
 気色はケ・ショクと読んで、異、私欲。
 たゞよふ石の中(漂石中)はヒョウ・コク・チュウと読んで、費用、哭、衷。
☆抗(張り合って)買う異(普通でないさま)の私欲。
 費用を哭(大声で泣き悲しむ)衷(心のなか)。


『飯島晴子』(私的解釈)母の去る。

2021-02-21 06:17:15 | 飯島晴子

   母の去る刻林中の冬青笹

☆母の去る時、臨終(死に際)の問い、声の細く(些々)…か細かった。

 母の去る刻はモ・キョ・コクと読んで、模、挙、酷。
 林中はリン・チュウと読んで、淪、知友。
 冬青笹はトウ・ショウ・ササと読んで、党、紹、些々。
☆模(まねる)挙(ふるまい)に酷(厳しい)。
 淪(しずむ)知友に党(仲間)との紹(仲立ちをした)。
 些々(ほんの少し)だけど。

 母の去る刻はボ・キョ・コクと読んで、簿、拠、古句。
 林中はリン・チュウと読んで、臨、注。
 冬青笹はトウ・ショウ・ササと読んで、投、章、些々。
☆簿(ノート)を拠(よりどころ)にする。
 古句を臨(傍に置いて手本にし)注(書き記す)。
 投(当てはまる)章が些々(ほんの少し)ある。