続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『飯島晴子』(私的解釈)川晴れの。

2021-02-14 07:07:04 | 飯島晴子

   川晴れの薄羽子板よ父に持たす

 (一緒に羽子板をしようと父にせがんだ想い出)

 川晴れはセン・セイと読んで、旋、星。
 薄羽子板はハク・ウ・シ・ハンと読んで、博、有、至、氾。
 父に持たすはフ・ジと読んで、不、二。
☆旋(ぐるぐる回る)星は、博(大きく広がる)有(存在)であり、至(このうえなく)氾(広がりあふれる)。
 不二(二つとしてない優れもの)である。

 川晴れはセン・セイと読んで、専、省。
 薄羽子板はハク・ウ・シ・ハンと読んで、迫、迂、詞、判。
 父に持たすはフ・ジと読んで、腑、二。
☆専(もっぱら、ひたすら)省(注意して見て)迫る。
 迂(遠回りして)詞(ことば)の判(可否を定めると)、腑(心の中)の二つがある。

 川晴れはセン・セイと読んで、選、制。
 薄羽子板はハク・ウ・シ・ハンと読んで、迫、迂、詞、判。
 父に持たすはフ・ジと読んで、怖、辞。
☆選(多くの中からえらぶ)制(きまり)は、迫(苦しめ追い詰める)。
 迂(物ごとに疎い)と、詞の判(可否を定めること)が怖いので、辞(止める、断る)。


『飯島晴子』(私的解釈)石垣の。

2021-02-14 06:37:46 | 飯島晴子

   石垣の家早死の冬すみれ

 石垣の家はセキ・エン・カと読んで、戚、縁、荷。
 早死はソウ・シと読んで、葬、施。
 冬すみれ(冬菫)はトウ・キンと読んで、統、近。
☆戚(身内)の縁(つながり)を荷(身に引き受ける)葬(死者を葬る儀式)を施(行う)統(すじ・つづきあい)の近さがある。

 石垣の家はシャク・エン・カと読んで、綽、婉、華。
 早死はソウ・シはと読んで、聡、姿。
 冬すみれ(冬菫)はトウ・キンと読んで、等、金。
☆綽(ゆったりと落ち着いて)婉(しなやかで美しく)華(はなやかで)聡(賢い)。姿も等(同じように)金(美しく立派)である。

 石垣の家はセキ・エン・カと読んで、昔、怨、禍。
 早死はソウ・シと読んで、騒、此。
 冬すみれ(冬菫)はトウ・キンと読んで、闘、禁。
☆昔の怨みの禍(厄)を騒ぐ。
 此の闘(あらそい)は禁(戒め、禁じられている)。