続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『飯島晴子』(私的解釈)冬簾。

2021-02-20 07:11:38 | 飯島晴子

   冬簾やゝふくらみて母まよふ

 冬簾はトウ・レンと読んで、統、連。
 やゝふくらみて(稍膨)はショウ・ボウと読んで、章、謀。
 母まよふ(母迷)はボ・メイと読んで、簿、命。
☆統(一筋にまとめ)連(つなげている)章の謀(はかりごと)がある。
 簿(ノート)に明(あきらかにしている)。

 冬簾はトウ・レンと読んで、套、聯。
 やゝふくらみて(稍膨)はソウ・ボウと読んで、総、謀。
 母迷ふはボ・メイと読んで、模、命。
☆当(覆ったもの)を聯(並べてつなぐこと)に総ての謀(計画)がある。
 模(ぼんやりしていてよく見えない)命(めぐり合わせ)がある。

 冬簾はトウ・レンと読んで、党、恋。
 やゝふくらみて(稍膨)はショウ・ボウと読んで、奨、暴。
 母迷ふはボ・メイと読んで、慕、名。
☆党(仲間)の恋を奨(励ます)。
 暴(明らかになった)慕(恋しく思う人)の名。


『飯島晴子』(私的解釈)老人の。

2021-02-20 06:25:18 | 飯島晴子

   老人の白指棲まふ冬山水

 老人はロウ・ジンと読んで、老、迅。
 白指はハク・シと読んで、薄、死。
 棲まふはセイと読んで、省。
 冬山水はトウ・セン・スイと読んで、投、鮮、衰。
☆老いるのは迅(早い)。
 薄(近づく)死。
 省(自己を振り返ってみると)投(当てはまる)、鮮(瑞々しさ)が衰えている。

 老人はロウ・ジンと読んで、浪、尋。
 白指はハク・シと読んで、白、氏。
 棲まふはセイと読んで、精。
 冬山水はトウ・サン・スイと読んで、蕩、惨、悴。
☆浪(むだ)を尋(問いただす)と、白(申し上げる)。
 氏は精(心)が蕩(だらしなく)、惨(痛ましいほど)に悴(やつれている)。

 老人はロウ・ジンと読んで、漏、腎。
 白指は ハク・シと読んで、博、詞。
 棲まふはセイと読んで、整。
 冬山水はトウ・サン・スイと読んで、統、三、推。
☆漏れる腎(要)がある。
 博(大きく広がる)詞(言葉)を整えて、統(一筋にまとめ)三つを推しはかる。