冬簾やゝふくらみて母まよふ
冬簾はトウ・レンと読んで、統、連。
やゝふくらみて(稍膨)はショウ・ボウと読んで、章、謀。
母まよふ(母迷)はボ・メイと読んで、簿、命。
☆統(一筋にまとめ)連(つなげている)章の謀(はかりごと)がある。
簿(ノート)に明(あきらかにしている)。
冬簾はトウ・レンと読んで、套、聯。
やゝふくらみて(稍膨)はソウ・ボウと読んで、総、謀。
母迷ふはボ・メイと読んで、模、命。
☆当(覆ったもの)を聯(並べてつなぐこと)に総ての謀(計画)がある。
模(ぼんやりしていてよく見えない)命(めぐり合わせ)がある。
冬簾はトウ・レンと読んで、党、恋。
やゝふくらみて(稍膨)はショウ・ボウと読んで、奨、暴。
母迷ふはボ・メイと読んで、慕、名。
☆党(仲間)の恋を奨(励ます)。
暴(明らかになった)慕(恋しく思う人)の名。