老人の柱ざわつく夕蛍
※年を重ねても夕蛍を見れば、衷(心の中)は何故か、ざわつくなぁ、と。
老人はロウ・ジンと読んで、浪、塵。
柱ざわつく(柱付)はチュウ・フと読んで、宙、浮。
夕蛍はセキ・ケイと読んで、席、形。
☆浪(さまよう)塵は宙に浮き席(敷物)に形(あらわす)。
老人はロウ・ニンと読んで、弄、任。
柱ざわつく(柱付)はチュウ・フと読んで、注、符。
夕蛍はセキ・ケイと読んで、積、詣。
☆弄(おもいのままに)任(まかせて)注(書き記している)。
符(しるし)を積(つみ重ねると)詣(いきつく)。
老人はロウ・ニンと読んで、浪、認。
柱ざわつく(柱付)はチュウ・フと読んで、知友・富。
夕蛍はセキ・ケイと読んで、晰、傾。
☆浪(むだ)を認める知友の富(財産が豊かにある)、晰(あきらかに)傾いている。