続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『飯島晴子』(私的解釈)老人の。

2021-03-06 06:43:42 | 飯島晴子

   老人の柱ざわつく夕蛍

※年を重ねても夕蛍を見れば、衷(心の中)は何故か、ざわつくなぁ、と。

 老人はロウ・ジンと読んで、浪、塵。
 柱ざわつく(柱付)はチュウ・フと読んで、宙、浮。
 夕蛍はセキ・ケイと読んで、席、形。
☆浪(さまよう)塵は宙に浮き席(敷物)に形(あらわす)。

 老人はロウ・ニンと読んで、弄、任。
 柱ざわつく(柱付)はチュウ・フと読んで、注、符。
 夕蛍はセキ・ケイと読んで、積、詣。
☆弄(おもいのままに)任(まかせて)注(書き記している)。
 符(しるし)を積(つみ重ねると)詣(いきつく)。

 老人はロウ・ニンと読んで、浪、認。
 柱ざわつく(柱付)はチュウ・フと読んで、知友・富。
 夕蛍はセキ・ケイと読んで、晰、傾。
☆浪(むだ)を認める知友の富(財産が豊かにある)、晰(あきらかに)傾いている。   

 

 

 


『飯島晴子』(私的解釈)山塊や。

2021-03-06 06:24:45 | 飯島晴子

   山塊や冷たき夏の馬を聘ぶ

 山塊はサン・カイと読んで、燦、快。
 冷たき夏はレイ・カと読んで、冷、菓。
 馬を聘ぶはマ・ヒョウと読んで、魔、氷。
☆燦(きらきら光り)快(こころよく)冷たい菓(おかし)は魔(人を惑わせる)氷(氷菓)である。

 山塊はサン・カイと読んで、三、解。
 冷たき夏はレイ・カと読んで、励、化。
 馬を聘ぶはマ・ヘイと読んで、真、蔽。
☆三つの解(問題をとく)。
 励(力を尽くして務めると)化(形、性質を変えて別のものになる)。
 真(本当のこと)を蔽(見えないようにしている)。

 山塊はサン・カイと読んで、参、会。
 冷たき夏はレイ・カと読んで、礼、彼。
 馬を聘ぶはバ・ヘイと読んで、場、並。
☆参(仲間に加わる)会(あつまり)に、礼(敬意を払い)彼の場に並んでいる。