足も萎え、身体全体が硬直気味。
でも、今日から、きっとラジオ体操があるはず、何度も窓を開け確かめたけど、やっぱり、雨・・・。
明日はサークルがある。みんな元気でいるといいな、わたしが一番衰弱ぎみかもしれない。
みんなに会えるって嬉しい!
女人講いつもの西に葛咲けり
※女同士のいつものおしゃべり、いつもの西(西方浄土)から喝(迷った考えを教え諭す励ましの声)がする。
女人講はジョ・ニン・コウと読んで、恕、忍、交。
いつもの西(何時西)はカ・シ・セイと読んで、果、私、静。
葛咲けりはカツ・ショウと読んで、且つ、小。
☆恕(寛大に)忍(我慢する)。
果(結果)、私は静かに小さくなっている。
女人講はジョ・ジン・コウと読んで、徐、沈、紅。
いつもの西(何時西)はカ・シ・セイと読んで、日、視、星。
葛咲けりはカツ・ショウと読んで、恰、招。
☆徐(ゆるやかに)沈む日(太陽)、視(気を付けてみると)星が恰も招(手招きをする)。
女人講はジョ・ジン・コウと読んで、自余、沈、幸。
いつもの西(何時西)はカ・ジ・シと読んで、嘉・事、刺。
葛咲けりはカツ・ショウと読んで、活、障。
☆自余(ことのほか)沈(気分がしずむ)。
嘉(めでたい)事(できごと)なのに、刺(さすように相手の弱点を突く)活(気持ちの動き)が障(さえぎる)。
山筋の鳥怖れあふほたるぶくろ
※山筋の鳥、触れ合う形態(ありさま)がある。
山筋はサン・キンと読んで、算、勤。
鳥怖れあふ(鳥怖合)はチョウ・フ・ゴウと読んで、調、符、合。
ほたるぶくろ(蛍袋)はケイ・タイと読んで、継、替。
☆算(見当をつけ)勤(精を出し)調べる。
符(しるし)を合わせ、継(つなぐと)替(入れ替わる)。
山筋はセン・キンと読んで、千、禁。
鳥怖れあふ(鳥怖合)はチョウ・フ・ゴウと読んで、懲、腑、拷。
ほたるぶくろ(蛍袋)はケイ・タイと読んで、刑、態。
☆千(たくさん)の禁(戒め)、懲(過ちを繰り返さないように懲らしめる)腑(心の中)拷(責めて苦痛を与える)刑(罪をただして罰する)態(ありさま)がある。
山筋はセン・キンと読んで、選、僅。
鳥怖れあふ(鳥怖合)はチョウ・フ・ゴウと読んで、兆、浮、合。
ほたるぶくろ(蛍袋)はケイ・タイと読んで、稽、諦。
☆選(多くの中からえらぶ)僅かな兆(きざし/前触れ)が浮かぶ。
合わせて稽(弾き比べて考えると)諦(明らかになる)。
眦の鈍くひかりて実梅の土
※立派な梅が生った喜び、土のおかげである。
眦はセイと読んで、悽。
鈍くひかりて(鈍光)はドン・コウと読んで、貪、巧。
実梅の土はジツ・バイ・ドと読んで、実、培、努。
☆悽(いたましいほど)貪(むさぼる)巧(てがら)。
培(つちかうもの)であり、努(力を尽くすこと)である。
眦はシと読んで、施。
鈍くひかりて(鈍光)はドン・コウと読んで、鈍、叩。
実梅の土はジツ・バイ・トと読んで、実、狽、徒。
☆施(行い)が鈍(のろい)と、叩かれる。
実に狽(慌てる)徒(ものども)である。
眦はシと読んで、視。
鈍くひかりて(鈍光)はドン・コウと読んで、貪、講。
実梅の土はジツ・バイ・トと読んで、昵、倍、図。
☆視(気を付けてみると)貪(欲張る)講(話)である。
昵(慣れ親しむと)倍(多くなる)図りごとがある。
『再開』
再び開かれる、とは何を示唆しているのだろう。
鳥の巣の中の卵、大量の花の開花を暗示する高台付きの植木鉢、バックは黒のベタである。
大量の花の開花の図は切り抜かれ、一本の樹のそびえる草地を映している。穏やかな空と雲、陽は天上真上にある。この時空は高台付きの植木鉢により掲げられている、自然への賛美でもある。つまり植木鉢は人の手による世界であるが、そこから覗く風景には自然美が垣間見られる。
鳥の卵は言うまでもなく生命の連鎖まを示唆し、長い時間の経由を語っており、植木鉢のほうは人間の創意工夫、叡智、情熱を暗示している。
『再開』とは、輪廻、幾重にも重ねられていく時空の軸をいうのではないか。有無を言わせず、否応なく、繰り返される連鎖。
この時空を生きている、生きねばならないことの、静かなる眺望、秘めた達観に肯かざるをえない。
写真は『マグリット』展・図録より
きみは、フリーダの言うことなんか信じようとしない。が、きみは、自分ではきづいていないけれども、そのことによって自分の欠点をさらけだし、自分の未経験さをしめしているのだよ。クラムとの関係を知らない人でさえも、フリーダの態度を見たら、こういう女性に仕立てたのはきみやぼくよりも、また村のすべての住民たちよりもえらい人物だということ、さらに、彼女の話すことがお客と酒場娘とのあいだでふつうにかわされるような、そしてどうやらきみの生涯の目標であるらしいらちもない冗談や世間話の域をはるかに超えているということをみとめざるをえないだろう。
☆きみは彼女の言うことを信じようとしない。分からないかもしれないが、それはきみの未熟さを示しているんだ。クラムとの関係を全く知らない人でも、こういう人になったことを認めざるを得ない。すべての未来の人たちよりも預言者は先を行っている。きみの目的である人生の輝きも、幽霊や地下の人たちには普通のことであるらしい。