露の山くるしい髯は木にかけむ
露の山はロ・サンと読んで、魯山人。
くるしい(苦)はクと読んで、句。
髯は木にかけむ(髯木掛)はゼン・ボク・カと読んで、全、朴、嘉。
☆魯山人の句(言葉)の善(正しいこと)は、朴(ありのまま)が嘉(優れている)ということである。名言「天然の味に優る美味はなし」がある。
露の山はロ・センと読んで、露、戦。
くるしい(苦)はクと読んで、懼。
髯は木にかけむ(髯木掛)はゼン・モク・カと読んで、前、黙、荷。
☆露(ロシア)との戦いを懼(畏れる)。前(過去のこと)を黙って荷(身に引き受けている)。
1945年のソ連との不可侵条約の破棄、北方領土返還交渉は未だ・・・。
露の山はロ・サンと読んで、露、惨。
くるしい(苦)はクと読んで、苦。
髯は木にかけむ(髯木掛)はゼン・ボク・カと読んで、全、僕、過。
☆露(さらけ出された)惨めな苦しみは、全て僕(わたくし)の過(あやまち)である。
露の山はロ・サンと読んで、露、三。
くるしい(苦)はクと読んで、句。
髯は木にかけむ(髯木掛)はゼン・モク・カと読んで、繕、目、和。
☆露(現れる)三つの句(ひとまとまりの言葉)を繕い、目(ねらい)を和(調合する)。