つぎは甥の声秋雨の生姜叢
生姜の収穫、当然、下を向いての作業。しかも雨降りであれば誰の声なのか図りかねる状況。ゆえに次の声(掛け声)は甥だろうという刻一刻、忙しない収穫時の現場である。
つぎは甥の声(次甥声)はシ・セイと読んで、視、星、聖。
秋雨はシュウ・ウと読んで、周、右。
生姜叢はショウ・キョウ・ソウと読んで、消、共、総。
☆視(よく見ると)、星は聖(けがれなく厳か)である。
周(ぐるりとまわり)右に消えていく、共に総て。
つぎは甥の声(次甥声)はジ・セイ・ショウと読んで、自、成、証。
秋雨はシュウ・ウと読んで、周、有。
生姜叢はショウ・キョウ・ソウと読んで、詳、況、層。
☆自(おのずから)成(出来上がる)証(裏付け)がある。
周(あまねく)有るものを詳(つまびらかにして)況(ありさま)を層(幾重にも重ねる)。
つぎは甥の声(次甥声)はジ・セイ・ショウと読んで、辞、世、省。
秋雨はシュウ・ウと読んで、終、有。
生姜叢はジョウ・コウ・ソウと読んで、定、考、相。
☆辞世(死に臨んで作る和歌・俳句)を省(顧みると)、終(死)の有(存在)の定めを考える相(ありさま)がある。